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デジタルマーケティングとWebマーケティングは何がどう違うのか?

お役立コラム

どうも、梅干さない(@ume_hosanai)です。

デジタル化が当たり前になる世の中、マーケティングのあり方も大きく変わりつつあります。

デジタルマーケティングという概念が浸透し始めましたが、Webマーケティングとデジタルマーケティングを混同している人をよく見かけます。

そこで、今回の記事は、

✔︎こんな悩みをお持ちの方向けの記事です!

• デジタルマーケティングとWebマーケティングの違いがイマイチ分からない
• デジタルマーケティングとWebマーケティングの追うべき指標は?
• これからの時代を司るマーケティングとは?

Webマーケティングとデジタルマーケティング違いについて解説いたします。

マーケティングの在り方、今と昔について

ネットの時代が到来し、今と昔ではマーケティングの在り方が変わりました。

これまでのマーケティングは、テレビや雑誌などマスメディアが主軸となり行われてきましたが、インターネット時代の突入に伴い、今は、テレビに代わりWebサイト、アプリ、IoT、AIで得られるデータを主軸としてマーケティングが展開されています。

これからはデータやデジタル領域のマーケティングが主体なものになっていきます。

「マスマーケティング→Webマーケティング→デジタルマーケティング」

このようにマーケティングは時代とともに変わりゆくものなのです。

デジタルマーケティングの概念とは?

マーケティングに少しでも関わりがある方であれば「デジタルマーケティング 」という言葉を既に認知されているかと思いますが、ここ数年で「デジタルマーケティング」という言葉が世の中に一気に浸透しました。

デジタルマーケティングはとても広義な意味で使用される言葉であり、それぞれ人によって見解が異なることが往々にしてあります。それゆえ、デジタルマーケティングの理解が難しく感じてしまったりすることもあるほどです。

ということで、まずデジタルマーケティングの概念を定義しておきます。

デジタルマーケティングとは、デジタル情報を活用してマーケティングを行う方法です。

ここでいうデジタルとは、スマホやPCなどのデジタルデバイス、WebサイトやECサイトなどのデジタルメディア、デジタルテクノロジー、様々な形で取得できるデジタルデータを用いたものを総称します。

デジタルマーケティングの目的は、これらのデジタル情報を踏まえ、顧客との接点創出・顧客の育成・顧客の刈り取りまでを一貫して行うことにあります。

Webマーケティングの概念とは?

Webマーケティングとは、その名の通り、Web上で行われるマーケティング手法を指します。
主なマーケティング施策は、SEO対策、サイト内ユーザー導線の最適化、ネット広告などがそれにあたります。

Webマーケティングの目的は、サイト上で顧客との接点を作り出しファンになってもらうことにあります。もちろん、Webサイト上で刈り取ることができる顧客であればその場で刈り取ることも一つの目的と言えるでしょう。

Webマーケティングとデジタルマーケティングの具体的な違いを次に説明いたします。

Webマーケティングとデジタルマーケティングの違いとは?

デジタルマーケティングとWebマーケティングの大きな違いはマーケティングの範囲にあります。
Webマーケティングはデジタルマーケティング に包括されているものとイメージしていただくと分かりやすいかと思います。デジタルマーケティングは、デジタル情報全般を駆使してマーケティングを行うものであり、その施策の1つにWebマーケティングが存在しているという構図となります。

これまでのWebマーケティングでは、Webサイトに訪れるユーザーをサイト内で全て惹きつけから顧客化までを完結させるようなモデルで組まれていましたが、デジタルマーケティング上でのWebサイトの役割は顧客化までを完結させるというものではなく、ユーザーとの一つの接点ポイントと考えられるようになりつつあります。

デジタルマーケティングにより、これまでWebマーケティングのみではリーチが出来なかったユーザーにまで施策を行うことができるようになりました。

Webマーケティングとデジタルマーケティングの違いを4つ紹介

Webマーケティングとデジタルマーケティングの違いを4つの項目に分けて紹介します。

・見るべき目標指数(KPI/KGI)が異なる
・やるべき施策が異なる
・使用するマーケティングツールが異なる
・結果が出るまでのリードタイムが異なる

見るべき目標指数(KPI/KGI)が異なる

Webマーケティングの目的は、新規ユーザーの獲得やユーザーとの接点をWebサイトを通して作り出すことにあります。
上記の目的を達成するために、PV数、セッション数、ユーザー数、CV数、直帰率、滞在時間、目的ページへの推移、キーワードの検索順位を目標指標(KPI/KGI)とし、ウォッチしていきます。

デジタルマーケティングの目的は、新規ユーザーとの接点獲得に加え、各ユーザーのポテンシャル把握・ユーザーの育成・ホットリードの獲得までとなります。
(※ポテンシャル・・・潜在ユーザー・準顕在ユーザー・顕在ユーザーとユーザーの確度を確かめる指標)

デジタルマーケティングでの主な指標は、ポテンシャルが潜在から顕在に移ったユーザー数・ホットリードの獲得数となります。

デジタルマーケティングでは、ユーザーへの認知、ユーザー育成、熱いユーザーの刈り取りまでを一貫して行うため、Webマーケティングよりも大きな概念を数字で追っていく必要があります。

やるべき施策が異なる

Webマーケティングは、あくまでWeb上の施策です。
SEO対策、キーワードやページ内コンテンツの見直し、サイト上の直帰率を下げるサイト構成の見直しが主な施策となります。

デジタルマーケティングの目的は、潜在ユーザーを顕在化させることです。
もちろん何もしなければそれぞれのユーザーの確度は上がりません。

デジタルデータを分析し、ユーザーセグメントを行い、各ユーザーに適切なコンテンツや情報を与えていくことがデジタルマーケティングです。

ブログや広告を用いユーザーをサイトへ流入させ、そのユーザーへメルマガを一斉送信を行ったり、セグメントを分けてメール配信を行いながら顧客育成(ナーチャリング)を行います。

使用するマーケティングツールが異なる

Webマーケティングでは、Google Analytics・サーチコンソールを中心にABテストツール・ヒートマップなどWebサイト分析ツールを使用しながらマーケティングを行います。

デジタルマーケティングでは、上記Webマーケティングツールに加え、マーケティングオートメーションツール(MA)、セールスフォース(SFA)、カスタマーリレーションマネジメントツール(CRM)などを主なツールとして扱っていきます。

結果が出るまでのリードタイムの違い

Webマーケティングは基本的に中長期的に目標数値を追っていくものであり、施策を行ってから結果が出るまでとても時間がかかります。SEO対策、つまり狙ったキーワードを上位表示させることに時間が掛かるのです。SEOでは早くても半年、長ければ2年ほどかけて上げていくキーワードも存在します。

それに比べ、デジタルマーケティングは短期的〜中期的な目線で指標を追っていくものとなります。早ければ施策を行ってから1ヶ月ほどで成果が出始めます。ホットリード獲得、ポテンシャルの移動数を指標に置くケースが多く、メールやインサイドセールスとして顧客に対してアプローチを行いながら指標を追っていきます。特にメールマーケティングであれば、メールの消費期限が短いため、1週間や2週間ほどでも十分な成果として現れてくることもあります。

デジタルマーケティングありきで会社組織が回って行く

大げさでは無く、これからの時代デジタルマーケティングを主軸として、会社が回り始めていくことでしょう。

デジタルマーケティング」を軸に営業部隊やカスタマーサクセス部隊が組まれ、会社組織全体に大きな影響を与えます。
今は、Webサイトにくるユーザーの詳細なデータが取得できる時代です。どの会社の誰がサイトにきているのかログにより全て把握できるマーケティングツール(MA)が存在します。それらデジタルデータを扱い、ユーザーの状態を明確にしつつ、育成に充てるべきユーザー、すぐにでも刈り取りに行くべきユーザーと自動的に分けることもできます。

それぞれのユーザーに対して、営業が動くのかマーケが動くのかインサイドセールスが動くのか、ユーザーによって、どの部署が動くのかを考えます。

このように組織一体で、ユーザーを顧客化して行くというのがデジタルマーケティングです。

デジタルマーケティングに力を入れ始める企業が増加している

日本のマーケティング部署はどちらかというとバックヤード的なイメージとして思われがちであり、大手企業ですらマーケティング部署を設けることをためらう企業が多い状況でした。とはいえデジタル化が当たり前になった今、デジタルマーケティングを無視することができなくなりました。新興のベンチャー企業はITに強く、古い会社はITに疎い。IT・デジタルという領域で新興企業に顧客を取られることを良しとしない企業が動き出しているのです。

マーケティング部署(よくあるのがデジタルマーケティング部)を増設する企業が年々増加しており、予算もこれまで以上に取られるようになってきました。

デジタルマーケターという職種が重要な職種になっていくことは間違いありません。

これからの時代、デジタルマーケターはどの企業にも必須な存在となり得えると言えますね。

 

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