Webマーケティングやデジタルマーケティングを生業としたい方たち、こんにちは。
現在、事業会社でWebマーケティング担当を行なっている梅干さないです。
転職の大事な一つの要素である「志望動機」ですが、実際に書くとなると、
Webマーケティング職への志望動機は何を書けばいいんだろう…?
と悩んでしまいますよね。。
特に、Webマーケティングの実務経験がない未経験者にとっては、どんな内容を書けばいいか分かりづらいもの。
本記事ではそんな、お悩みに回答を出していきます。
未経験でもWebマーケティング職に付くことができるのか?
未経験者でもWebマーケティング職に付くことは…「可能」です。
ただ、Webマーケティングは専門的な知識やツールを用いて行うことが一般的なので、いきなり正社員での採用で挑むことが難しい人は、非正規雇用社員やアルバイトとして働くということも視野に入れておくと良いでしょう。
Webマーケティングの仕事内容とは?
まずは、Webマーケティングの仕事がどのようなものか理解しましょう。
Webマーケティングは、数あるマーケティング施策の一つの手法です。
Webマーケティングの主な仕事内容は、
- サイトへユーザーを集める:「集客施策」
- サイトに訪れるユーザーに適切なコンテンツを届ける:「サイトユーザビリティ促進施策」
- サイトに訪れたユーザーをファン化させる:「リピーター獲得施策」
これら3つの施策を同時的に行い、商品やサービス問い合わせ数の増加、問い合わせ質の向上を行う仕事です。
より詳しく知りたい方は下記をどうぞ↓
志望動機に記載すべき項目とは?
Webマーケティングの仕事内容を既に理解している方は、早速志望動機を考えていきましょう。
企業とのファーストコンタクトとなる「志望動機」。
企業の採用担当者はこれまでいくつもの職務経歴書に目を通しているツワモノ。
その担当者の目を惹く、強く印象に残る内容を記載したいですよね。
現役マーケターの僕が考える、志望動機に盛り込むべき内容は下記です。
- その会社のマーケ施策やマーケ体制
- マーケティングに対する興味・関心
- 将来のキャリア設計
- マーケティングのスキルセット
※あくまで一個人の見解です。正解があるものではありません。
※未経験で転職を考えている方は、スキルセットについての記載は不要です。
それでは、それぞれ解説していきますね。
その会社のマーケティング施策やマーケティング体制を綴る
その会社が行うマーケティング施策や体制は、ぜひ志望動機内に盛り込んでいただきたい。
会社の体制やマーケティング施策について話をすると自社のことを理解してくれている、という良い印象が残ります。
事前にその会社のマーケティング施策や体制について調べ、志望動機内で少し触れておくとよいでしょう。
もしセミナーや展示会出展している企業であれば一度伺ってみることもオススメします。
面接時、その会社のマーケ施策やマーケ体制について質問を織り交ぜながら話が出来ると会話も弾みますよ。
マーケティングに対する興味・関心を綴る
なぜマーケティングに興味を持ったんですか?
この質問、転職活動や就職活動の場ではほぼ100%飛んできます。
事前に回答を用意しておくこと推奨です。
マーケティングについての思い・感じていることを話しましょう。
例えば、
なぜマーケティングに興味を持ったのか?という問いに対しては、
・日常生活との繋がりには欠かせないものなので
・もともと心理学に興味があり、人の心にダイレクトに響くものだから
なぜマーケティングが好きなのか?という問いに対しては、
・数字に残る成果が自分のモチベーションに繋がる
・自分で考えた施策でサービスや会社の知名度が上がることが嬉しい
などなど…..。
なぜ、マーケティングに興味を持ったのか、そしてなぜマーケが好きなのか。
これらの問いに対する回答を内容に事前に盛り込み、話し込む準備をしておきましょう。
将来のキャリア設計を綴る
将来のキャリア設計がどのようなものかも盛り込んでおきましょう。
例えば、マーケティングのプロフェッショナル(エキスパート)になりたい。
マーケティングのマネージメントをしてみたい。など。
未来を表す不確かな内容でしょうが、言う言わないでその人の印象が大きく変わります。
企業側もただ仕事をしてくれる人材を欲している訳ではなく、採用したら長く働いて欲しいと考えています。転職者の将来キャリアを叶えられる体制が整っているかを把握しておきたいんですよね。
転職活動はあくまで個人と企業とのマッチング活動なんです!
特に、未経験採用の場合はスキルセットではなくポテンシャルを見て採用するため、
どのようなキャリアパスを描いているかはとても重要な指標となります。
マーケティングのスキルセットを綴る
これまでに何かマーケティングの実務経験があれば、是非盛り込んで下さい。
逆に、経験が少なかったりそもそも無ければ、特に記載する必要はありません。
スキルセットを語れる、実績が伴っていない未経験の方は無理にスキルセットを強調する必要はありません。
嘘をついて出来ないことを言ってしまうと、入社後に辛い思いをするのはあなたです。
受かりたい気持ちが前に出る気持ちは分かりますが、面接時には真実を伝えるようにしましょう。
スキルセットが無くとも、上記内容をしっかり伝えられれば十分選考に通ります。
Webマーケティング職への志望動機例文
実際に志望動機の例文をいくつか用意しました。
どうぞ、ご自由にご使用ください。
未経験でWebマーケティング職へ転職した方向けの志望動機
未経験でWebマーケティング職へ転職したいときに使える↓
幼少期から心理学に興味を持っており、人の気持ちを考えたり、人が行動を起こすタイミングはどんな時かを考えることが好きでした。学生のころマーケティングという言葉を初めて知った時、自分の中でときめくものがあり、自分が起こす行動が人にどのような影響を及ぼすかをより深く考え実行してみたいと思うようになりました。貴社はサービス展開を行う中でまさに人の気持ちを捉えるマーケティング施策を行なっており、また未経験ながらも個人でWebサイト制作を行い、集客施策を試してみたり、Google Ads広告の運用をしながらWebマーケティングを行なっています。
Webマーケティングはちょっとやそっとでは身に付くものではありません。経験がものをいいますから、
Webコンサルタント職へキャリアアップしたい方向けの志望動機
キャリアアップ転職での志望動機についてもご用意しました。
よろしければこちらもご利用ください!
高度な内容も含んでいるので、使い所は間違えないようにお願いします!
数字や文言を変えてご使用ください。
営業職→コンサルティング職へのキャリアアップ
営業職リーダー→営業職マネージャー層へのキャリアアップで使える↓
現職では、Webマーケティングの提案にて新規営業活動をしておりますが、1件あたりの客単価150万〜200万が一般的であるところ、単価を上げる施策を考え、実行しておりました。単価が高い顧客ターゲットを細分し、狙うべきターゲットを絞り込み営業を行う仕組みです。例えば、広告年間予算が高いお客様順にA顧客、B顧客、C顧客といった具合です。大手企業やナショナルクライアントであれば受注までのリードタイムが長くなるというデメリットはありますが、全体像を俯瞰する提案を行うことで、継続受注についても予算獲得をしやすくなります。それらを考えた営業活動が出来たため、大きな予算達成ができました。現在、マネジメントとして、若手を数名見ておりますが、半年とマネジメント経験はさほど多くはありません。将来マネジメントやコンサルティングなど興味がありますので、積極的に仕事に邁進したいと考えております。
企業はマーケターを求めている
採用したらすぐに即戦力になる人を求める企業が多いことは事実ですが、未経験者も同じように価値があると考えているものです。
企業は未経験でもポテンシャルが見込める人は積極的に採用したいですし、将来有望であればなおさら欲しいんです。
Webマーケティングは、正直に経験がものをいうものなので、本を読むだけで出来るものではありません。
例えば、挫けず愚直にWebマーケティングに向き合える人であれば、Webマーケターとしての素養は十分ありますし、成功を収める確率も非常に高いものと思います。
そういう諦めない姿勢なんかを全面的に押し出すことができると、転職活動もきっとうまくいくと思いますよ!
コメント