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【スタバの成功秘話】 スターバックスの組織論とスタバで働くパートナーが成功の鍵だった!

お役立コラム

スターバックスが世界的に成功している理由


スターバックスは現時点(2019年時点)で世界中76カ国に28000店舗以上を構えています。
今後も店舗数をさらに伸ばして行くであろうスターバックスですが、
その成功要因についてスターバックスと組織と人に焦点を当ててお話ししていきます。

組織とは何か?

まず始めに、組織とは何か、その定義を明確にさせておきましょう。

組織とは、そもそも自らを取り巻く環境と相互作用を行う開かれたシステムです。
社会からヒト・モノ・カネといった資本を預かり顧客ユーザーに対して付加価値を提供する。
そして適切な利益を上げることによって維持されるシステム。
このシステムを上手く稼働させ続けること。それが組織の役目であり、目的となります。

組織が生き延びていくためには、市場環境の変化に対し適応していかなければいけません。

その為に必要なものは、

①先を見通す力
②素早く行動し変化していく力

この2つが必要条件となります。

スターバックスが組織として優れている点


ここまでは、単なる組織論についてお話ししました。
次に、スターバックスの組織の優れている点についてお話ししましょう。

スターバックスという企業が凄いところはスターバックスに属するパートナー(アルバイト含む)と呼ばれる人全員が意志を共有している点です。個を尊重しつつも組織という在り方、その組織が向かう方向性までをアルバイトやパートの人まで浸透させきっています。

企業の戦略がトップマネジメント層の頭の中だけにあるのではなく、ましてや中期経営計画書の中にあるだけでもない。また、その戦略を遂行する遂行能力は何も組織の末端の社員だけにあるものではないものです。つまり、組織構成の最小単位である「人」全部に深く戦略能力と遂行能力が埋み込まれているということです。

環境変化に対して柔軟で機動力のある組織は、ちょうど魚や鳥の群れのように、個々の社員が周りをみながら自分で判断し、自立的に、もっといえば個人主義的に動くことによって初めて達成されます。

スターバックスは戦略能力と遂行能力をそこで働くパートナー誰にも埋め込む事に成功したマネジメントの方法論を確立した企業であるということが言えます。

これらが可能になることで、
組織として活動するときに必要な、「先を見通す」「素早く行動し変化する」という2つができるようになります。

では、どのように末端の社員である、アルバイトまでそれを浸透させているのか?

その鍵となるのが「シンプル」「整合性」というワードです。

シンプルで整合性のあるスターバックスのビジネスミッション


スターバックスのビジネスミッションを考えてみましょう。

①家庭(第1の場所)でも職場・学校(第2の場所)でもない自分を取り戻せる第3の場所=サード・プレイスの提供

②サード・プレイスの構成要素、人の魅力、最高のコーヒー、くつろげる空間を社員の力でよりよいものにしていく。

③そのため、社員間の信頼関係・自主性が最も重要であると考え、自らをPeople Business と定義付けしている。

スターバックスのビジネスミッションは極めてシンプルで整合性が取れています。

アルバイトやパートの方にも簡単に理解ができるシンプルな内容ですし、かつ整合性がしっかり取れており落としこむことができるのです。

このビジネスモデルに基づき、各社員及びスターバックス自身が知恵をしぼりながら事業を推進しています。

現在、全世界にスターバックスコーヒーは28000件を突破し、売上増加を達成しています。

ベクトルが双方間で合った時の勢いはもの凄いものを感じます。
組織のベクトルと社員のベクトルが同一の方向を向いている事が、最も重要なことなのかもしれません。

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この記事を書いた人
梅干さない

シリーズDの事業会社でデジタルマーケティングの責任者。Webマーケティング・デジタルマーケティング。Webコンサル×新規営業×ディレクション(一貫してすべてのフローを行う)経験済。個人でも様々な業務を請け負います。

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