Webコンサルタントの仕事ってどんなことするんですか?
なんとなくイメージがパッとしない。。
そうですね、わかりづらい職種かと思いますので、
Webコンサルタントがどのような仕事をしているのか解説しましょう!
Webコンサルタントとは?
Webコンサルタントとは、クライアントが所持しているサイトを通して利益を上げる役割を担う人のことです。
一般的にコンサルタント・コンサルティングといえば「クライアントの課題を明らかにし、解決する手段を与える」役割として認識されていますが、「”Web”コンサルタント」ですので、クライアントの課題をWebサイトを用いて解決手段を考え、最終的にクライアントを儲けさせる人と捉えてもらうと良いかと思います。
有能なWebコンサルタントとは?
世の中、活躍できないコンサルタントと有能なコンサルタントがいるものです。
活躍できるコンサルタントと活躍できないコンサルタントの違いだけサクッと説明しておきます。
有能コンサルタントと無能コンサルタントの違いは机上の空論止まりでないか否か。
理想論や机上の空論を話してくるWebコンサルタントは無能なコンサルタントです。
有能なWebコンサルタントを定義化しておくと、、
- ユーザーニーズの引き出しを行う
- クライアントの課題抽出ができる
- 解決策の提示を行う
- 実現可能なラインを理解している
- Web施策のみではなく、リアル施策の面まで考慮に入れ提案してくれる
このようなスキルを持ち合わせているWebコンサルタントは有能なコンサルタントといえるでしょう。
有能なWebコンサルタントは、あるべき姿(理想)へのステップを現実的に解決する施策を考え出します。ここが有能かそうでないWebコンサルタントを見分けるポイントです。
Webコンサルタントという肩書きを振りかざす輩が増えていますので、ここは要注意です!
Webコンサルタントの主な仕事内容
とまあ、いきなり口酸っぱく言ってしまいましたが、
「Webコンサルタントの主な仕事は、クライアントの売上をWebサイト上で立てること」です。
ざっくり仕事内容は2つに分けられます。
- Webサイト構築業務
- Webサイト運用業務(Webマーケティング)
Webサイト構築業務
ほとんどの企業の場合、すでにサイトを所持していますが、稀にサイトを持っていない企業も存在します。
その場合は、サイト構築段階からコンサルティングとして作業に入ります。
・サイトマップの作成
・サイト構成の作成
・各ページ構成の作成
・サイトデザインの作成
・セールスライティング
・ディレクション業務
・コーディング
場合によっては、これらすべてWebコンサルタントの業務範囲となります。
営業・ディレクション・コーディングまでを一貫して行います。
Webサイト運用業務(Webマーケティング)
Webコンサルタントの主業務といえるのがこのWebマーケティングです。
Webマーケティングでは、クライアントの提示する数字(KPI/KGIと呼びます)を改善させる業務です。
PV数、UU数、CVR数、CTR数、LTV
などの数値をチェックしつつ改善していきます。
Google Analytics、GoogleサーチコンソールをはじめとするWebサイト分析ツールを用いながら分析・改善を行います。
Webコンサルタントになるメリット
Webコンサルタントになるメリットはいくつか挙げられます。
- 単純明快、給与体系がいい
- 能力値を上げられる
- 引き抜き対象になる
- Webコンサルとして独立も視野に入れることができる
給与体系はかなりいいです
詳しくは、Webコンサルタントの年収相場はどれくらいなのか?にて後述しますが、
Web業界の中でこの職ほど給与がいい職種はないと思います。
Web業界の給与高い順
1位:Webコンサルタント
2位:コーダー
3位:Webマーケの営業職
4位:Webマーケター
5位:Webディレクター
6位:Webデザイナー
Webに関わる職種ではトップクラスで給与体系はいいと思いますよ。
能力値がバカみたいに上がる
Webコンサルタントの仕事は、Web周りのことだけを考えて成り立つ仕事では無いんですよね。クライアント先のビジネスモデルを理解し、クライアントが抱える現行の課題を認識し、その課題を解決するために何をすべきかを考える仕事です。クライアントの利益になるように、Web施策を含め、他のWeb以外の媒体での効果測定も時に行うことがあります。
このように、様々な視点でものごとを考えますので、ビジネススキルは鬼のように上がります。
引き抜きの対象になる
この場で書くことではないかもしれませんが、この業界ならではかもしれませんが、引き抜きもよくある話です。
Webマーケティングで結果を出すことができるコンサルタントはそう多いものではありません。
しっかりと結果を出せる人間はどの会社も求め続けていますから、引き抜きもあるのです。
Webコンサルタントとして独立も可能
このキャリア選択を狙って日々Webコンサルティング業務を行なっている人も多くいます。
Webコンサルタントとして独立することで、会社で働いている以上に年収を上げることができます。
Webコンサルタントの苦労話
コンサルタントという肩書きである以上、クライアントからの要求は高いことが多いものです。
コンサルタントの世界というものはとてもシビアで、”結果がものをいう世界”です。
結果が出せれば特に何も言われませんが、結果が出せていないコンサルタントの肩身はとても狭いものです。クライアントの対応はがっつり塩対応になりますし、クライアントの言う通りにし続けると言う過酷な運命を辿うこともあります。
最新のWebマーケティング情報を提供する、理想論のみを語り施策に落とし込めないWebコンサルタントは不要なものとして扱われます。実際に、使えるように支援していく。ここを鍛え続けるしかありません。
Webコンサルタントの年収相場はどれくらいなのか?
気になりますよね。Webコンサルタントの年収。
年代別・役職別・企業レベル別に解説します。
20代:500万
30代:672万
40代:821万
50代:886万
一般:500万〜
リーダー:600万〜
マネージャー:800万〜
シニアマネージャー:850万〜
零細・中小企業:500万〜600万
中堅企業:600万〜700万
大企業:750万以上
ナショナル:800万以上
Webコンサルタントの給与はWeb業界の中ではトップクラスです。
年収1000万超えをするWebコンサルタント職も募集があります。Webマーケティングの知識のみではなく、1コンサルタントとしては、経営スキルやビジネスモデルの理解力なども必要となるため、給与も高いのです。
また、独立をWebコンサルタントとしてされるのであれば、上は青天井かもしれません。
Webコンサルタントになるために必要なスキルとは?
Webコンサルタントになるためには、Webに関する膨大な知識と経験を必要とします。
定石であれば、Webコンサルタントになるまでに3年ほど知識や経験を足しながら得ていきます
僕もWebマーケティングの商材を3年ほど営業のフィールドにいました。
Webコンサルタントになるために必要なスキルとは?
- 課題認識・課題解決能力
- ビジネスセンス
- コミュニケーション能力
- 豊富なWebマーケティング知識
この4つは必須項目であると思います。
課題認識・課題解決能力
クライアントが抱える現行課題を捉え、その課題を解決に導くことが主な仕事内容となります。
物事を俯瞰しつつも、論理的に考え、クライアントが抱えている課題の本質を解決する能力が必要となります。
ビジネスセンス
このビジネスセンスも少なからず必要なものでしょう。ビジネスセンスとは、ビジネスを大局的に捉える能力ともいえます。ビジネスモデルを俯瞰し、どんな課題があるのか、今何をしなければいけないのかを考える必要があります。
コミュニケーション能力
Webコンサルタントは、Webサイトの分析をしているのみではありません。クライアント先へ出向き、打ち合わせを行いますし、社内調整なども頻繁に行います。クライアントとも社内の人間ともコミュニケーションを図りつつ、案件の進捗を進めていきます。
豊富なWebマーケティング知識
コンサルタントとして、Webマーケティングに関する様々な知識や経験はやはりあって然るべきでしょう。
最新SEO知識や、Googleアルゴリズム、アプデ、各分析ツールや業界ごとの事例などについて知識も必要となります。
この業界は、情報の移り変わりが早いことでも有名です。常に、マーケティング知識にはアンテナを貼っておく必要があります。
Webマーケティングについての勉強方法はこちら!
何か資格は必要なのか?
この質問もよくいただきますが、正直、特にこれ!という資格取得は必要ありません。
資格を取得しているからといって、コンサルタント能力が上がるとは到底思えないので。
Webコンサルタントに必要なものは、考察能力と経験値でしょう。
資格以上に、手っ取り早くWebマーケティングを経験した方が能力をつけることができます。
未経験でもWebコンサルタントになれるのか?
未経験からWebコンサルタントになるのは結構大変かもと思います。
Webコンサルタントへの王道はというと、、
「Webマーケ会社の営業職→Webコンサルタント職」
営業はあくまで売る仕事。サイトの運用状況や中身までしっかり知りたいと言う理由で、コンサルに移るケースです。
他にもWebマーケ、デジタルマーケの営業上がりか、Webディレクターからの転身というの人も多いですね。
とはいえ、未経験からWebコンサルタントになる例もございます。
大前提、異業種からWebコンサルタントになるケースは稀有ですが、
個人でブログ運営している人・アフィリエイトを行なっている人からWebコンサルタントへ華麗に転身している人はいます。
→詳しくはこちらで詳細を書いております。
Web系の会社に勤めていない方でもWebコンサルタントになれるのか?
この回答は「YES」です!
Webコンサルタントの求人情報は?
Webコンサルタントの求人情報は、下記をお勧めします。
★オススメ転職エージェント会社TOP3★
マイナビエージェント
1、求人票のみでは分からない情報を丁寧に教えてくれる!
2、専門領域に特化したコンサルタントが所属している!
3、IT系の転職実績が他社に比べても非常に豊富!
4、20代など若手転職支援に強みを持っている!
マイナビエージェントの強みは、IT系の転職実績がとても豊富というところ。WebマーターとしてのIT関係に転職をするならもってこいです。
また、若手の転職サポートも上手というところがオススメポイントですよね!
リクルートエージェント
1、転職支援実績No.1!
2、非公開求人数20万件以上保有!
3、専門コンサルタントが内定までのフルサポート!
業界最王手といえば、やはりリクルートエージェントですね。案件保有量、実績、サポート体制と正直に文句なしと言い切ることができます。大手ならではの強みを持ちつつ、きめ細やかな対応までしてくれます。
doda
1、リクルートに引けを取らない求人数!
2、特にIT系の転職支援が多い!
3、他に比べて給料が高めの案件が多い!
★オススメ転職エージェント会社TOP3★
最後に:Webコンサルタントとしての今後の生き方
有能なWebコンサルタントは、それほど多くいないと思います。それだけWebコンサルタントという職種は業務内容的にも難しいものです。
それゆえに、高みを目指し、その場にたどり着くことができたら、様々な栄光を仰ぎ見ることができるでしょう。
これからWebコンサルタントを目指す方は、失敗を恐れず、貪欲に突き進んでもらえればと思います。
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