「Webデザイナーになりたいけど、年収が気になる」
「Webデザイナーの年収が低いと聞くけど、実際はどうなの?」
とWebデザイナーの年収のことで悩んだことはないでしょうか?
Webデザイナーを目指す中で「年収」はどうしても切り離せないものですよね。
今回は、そんな声にお答えすべく「4つのカテゴリー別の平均年収」やWebデザイナーとして転職するための「年収アップ方法」を紹介していきますよ。
本記事を最後まで一読することでWebデザイナーの「平均年収」の理解はもちろん、年収をアップさせるための知識が身につきます。
ぜひ今日から年収の高いWebデザイナーを目指しましょう。
関連記事:【入門】Webデザインを行う上でこれだけは覚えるべき基礎知識6つを徹底解説
Webデザイナーの平均年収は?
国税庁は2022年における日本人の平均年収について、467万円と公表しています。対して、求人ボックスの調査によると、同年におけるWebデザイナーの平均年収は444万円とのことです。
日本人の平均年収とWebデザイナーの年収を比較すると、Webデザイナーの年収の方が23万円程度低いといえます。
とはいえ、Webデザイン業界における年収と一括りでいっても、年収は勤続年数や業界によって大きく変わります。
そこで以下で、Webデザインの仕事別、男女別や年代別にWebデザイナーの年収について説明していきます。
Webデザイナーの平均年収を区分けで紹介
「Webデザイナーの平均年収を」以下の4つのカテゴリーに分けて見ていきましょう。
- 地域別で見るWebデザイナーの平均年収
- 雇用形態別(正社員、派遣、アルバイト)で見る平均年収
- 男女別で見る平均年収
- 年代別(20代、30代、40代、50代)で見る平均年収
地域別で見るWebデザイナーの平均年収
平均年収 | 派遣(時給) | アルバイト(時給) | |
---|---|---|---|
北海道・東北地方 | 378万円 | 1,177円 | 902円 |
関東地方 | 397万円 | 1,769円 | 1,150円 |
東海地方 | 384万円 | 1,399円 | 1,003円 |
甲信越・北陸地方 | 354万円 | – | – |
関西地方 | 384万円 | 1,515円 | 1,021円 |
中国地方 | 337万円 | 1,400円 | – |
四国地方 | 336万円 | – | – |
九州地方・沖縄 | 351万円 | 1,302円 | 1,007円 |
参照元:求人ボックス
上記のデータを見てみると「首都圏」「関西圏」など都会圏が年収が高い傾向にあることがわかります。
また、関東の中でも、東京都の平均年収が488万円と高い水準となっています。
近年、コロナ禍では、在宅で仕事をする世の中へとシフトしはじめています。
場所に限りのないワークスタイルに世の中の視点が集まっている中でもあり、Webデザイナーの採用にも注目が集まってきています。
これらは首都圏に限らず、地方でも段々と広まる傾向にあるでしょう。
雇用形態別(正社員、派遣、アルバイト)で見る平均年収
日本の全業種 | 467万円 / 平均年収(国税庁によるデータ) |
---|---|
Webデザイナー正社員 | 444万円 / 平均年収 |
Webデザイナー派遣社員 | 1,723円 / 平均時給 |
Webデザインアルバイト・パート | 1,085円 / 平均時給 |
上記の「日本の全業種」のデータと比較すると、Webデザイナー正社員の平均年収は少し低いですが、ほぼ平均年収と同じということがわかります。
またWebデザイナーの派遣社員の1時間あたりの平均時給は比較的高い傾向にあります。
男女別で見る平均年収
男性の平均年収 | 406万円 / 平均年収 |
---|---|
女性の平均年収 | 378万円 / 平均年収 |
日本全体(全業種) | 467万円 / 平均年収 |
上記のデータで「日本全体の業種」と比較をすると男女ともに「Webデザイナーの年収」が低い傾向にあります。
とはいえ、WebデザイナーはWeb主流の社会になってから需要が高まりつつあるので、これからWebデザイナーの平均年収が上がる可能性があります。
年代別(20代、30代、40代、50代)で見る平均年収
20~24歳 | 290万円 / 平均年収 |
---|---|
25~29歳 | 346万円 / 平均年収 |
30~34歳 | 409万円 / 平均年収 |
35~39歳 | 450万円 / 平均年収 |
40~44歳 | 516万円 / 平均年収 |
45~49歳 | 512万円 / 平均年収 |
50~54歳 | 581万円 / 平均年収 |
55~59歳 | 548万円 / 平均年収 |
参照元:求人ボックス
上記データによると、
- 20代の平均年収:318万円
- 30代の平均年収:429.5万円
- 40代の平均年収:514万円
- 50代の平均年収:564.5万円
となりますね。
20代の平均年収が少ない要因は「Webデザイナーとしての経験値が浅いこと」にあり、30、40、50代と年代が上がっていくにつれ、経験値も増加するため、年収も比例して上がる傾向にあります。
Webデザイナーの年収アップの主要因は「スキルアップすること」に起因していそうです。
年収アップをする方法とは?
Webデザイナーの平均年収を理解できたのではないでしょうか?
「上記の平均年収」をさらに越えるためにはどうすれば良いのか解決策を紹介していきます。
Webデザイナーとしての自身のスキルを伸ばし続ける
Webデザイナーとして年収を上げるには、スキルの更新をし続ける必要があります。
Webデザイナーはその職業柄、PhotoshopやIllustratorなどのデザインスキルもちろん、HTMLやCSSなどコーディングスキルを理解し、使いこなす必要があります。これら自体大切な要素となりますが、他のWebデザイナーには無いスキルを学ぶことで、比較的大きく年収を上げることもできるのです。
例えば、JavaScriptやPHP等のプログラミング言語を理解することでさらに年収のレベルアップを図れます。
また、スキルを伸ばすには、Webデザインスクールを検討してみると良いでしょう。学習の仕方、ステップ、転職情報など丁寧に教えてくれます。
副業でお金を増やす
Webデザイナーとして年収を上げたいのであれば、「副業」もおすすめです。
普段は会社で安定した収入を確保し、余った時間を利用して副収入を得ることで今以上に年収をアップさせることができます。
ただ副業をする場合、注意すべき点が一つあります。
「副業禁止」と規制のある会社の場合、副業をしてしまうと後々問題が発生することがあるので、副業をする前に「副業して良いのか?」の確認をしましょうね。
フリーランスになる
会社に勤めているとクライアントが支払ってくれたお金が全部支給されるわけではなく、会社のルールに則った金額しか支給されません。
もしWebデザイナーで今以上に収入をアップしたいと思うならばフリーランスになってお金を稼ぐと良いでしょう。
またWebデザイナーの基礎知識以外にJavascriptやPHPなどのプログラミング言語、マーケティングのスキルを習得することで年収が上がっていきます。
スキルによって平均年収は変わる
平均年収をアップするためには「スキルの習得」が鍵になります。
もちろん、完全未経験でWebデザイナーになるのは不可能ではありませんが、スキル保持者と比較すると年収は低くなってしまいます。
「じゃあ、完全未経験と以下のスキル保持者の平均年収はどんなものなのか」を紹介していきます。
完全未経験の場合
Webデザイナー完全未経験者の場合の平均年収は300万円前後のところが多いでしょう。
また給与にすると25万円程度/月となるケースが多いでしょう。
スキルを習得すれば年収も上がる確率が高くなります。
Webデザイン+Webマーケティング
WebデザイナーとWebマーケターを兼業した場合、平均年収は上がります。
WebデザイナーとWebマーケター兼業で年収をアップしたい場合は専門の会社に就職しましょう。
また、Web周辺のことの知識をさらに深めたい場合は「Webマーケティングのコンサルティング会社やWebマーケティングに力を入れている制作会社」に就職すると良いでしょう。
関連記事:Webマーケティングで実績がある旬な会社を11社厳選!
まとめ:年収を上げたいならスキルを磨き続けよう
さてここまで「Webデザイナーの平均年収」や「年収をアップさせる方法」「転職をして年収がアップした事例」を紹介してきました。
カテゴリー別に平均年収を見てきてビックリしたのではないでしょうか?
やはり年収をアップさせるためには”スキル”が必要です。
Webデザイナーというお仕事はこれからも需要が段々と高まっていきます。
ぜひ今からスキルを高めて年収の高いWebデザイナーを目指しましょう。
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