Webライティングで稼ぎを増やしてみたいけど、その実態はどうなのだろう?
今記事では、実際にWebライティング業務を行い、食べている人はどういうことを考えているのか、また、どのように稼ぐ額(文字単価)を上げていったのか、あまり語られたいないリアルな体験談を語ります。
Webライターが登録しておくべきサイト
まず、Webライターとしての体験談をお伝えする前に、Webライターを手軽に始める方法をご紹介します。Webライターを手軽に始める方法としてはまずクラウドソーシングサイトに登録しましょう。
クラウドソーシングサイトであれば、非常に案件が豊富であり、契約に結び付くまでのスピードも早いです。
Webライター初心者の方でも案件を取りやすいので、どんどん経験値を積み重ねていくことが可能になります。
まずは低単価の案件から受注し、Webライティングの実績を作ってから高単価な案件を獲得していくと良いでしょう。順にステップを踏んでWebライターとして稼いでいくことをおすすめします。
Webライターをはじめたキッカケは趣味ブログ
ここからは、Webライターとしての体験談をお伝えします。
まず、Webライティングに興味を持ったキッカケは自分の趣味のブログです。私は音楽が好きで、よく好きなバンドのことをブログに書いていました。
そこから、どんどんブログを書くことが好きになるにつれて、より自分の文章にも自信が付いていきました。
そしてある日、友人にブログのことを話していると「そこまで、文章を書くことが好きなら、ライターになればいいんじゃない?」と言われたのです。
「趣味を仕事にして少しでも稼ぎが出せるのであれば、御の字」と考えるようになり、私はWebライターを志すようになりました。
SEOやWebマーケティングも学びたかったので、資格勉強も並行
本格的にWebライターを目指すことになり、文を書くこと以外もマスターしたいと考えました。そこで、検索順位を上げるためのSEOや、より人に読まれる記事を書くためにWebマーケティングを学び始めたのです。
そこで、Webマーケティングを自分のものにしようと考えまずは独学で勉強を始めました。頭にWebマーケティングスクールもよぎりましたが、まずは独学で勉強しようと頑張りました。
さらに、将来的に自分のセールスポイントにするために資格取得も並行して行っていました。そして、SEO検定とWebマーケティング検定を取得することで、よりWebライティング能力の向上に繋がったと思います。
関連:Webライターは資格があると有利?おすすめのWebライティング関連の資格6選!
最初は文字単価0.2円で実績作りをスタート!もう地獄
ある程度の勉強を終えた私は、クラウドソーシングサイトであるクラウドワークスに登録しました。クラウドワークスは使い方もシンプルで、Webライティングの案件も豊富だったので、非常に便利だったのです。
まあ、クラウドワークスへの登録は友達から紹介を受けたことがきっかけでしたね。
ただ、最初の方は低単価の案件しか受注できませんでした。今でも覚えているのですが、最初に受注した案件は文字単価0.2円でした。1500文字書いて300円のライティング案件です。文字単価が安い割にはライティングの際のルールも厳しくかなり辛い思いをしました。
どれだけ書いても食えない状況が続くのではないかと思い、大変でしたよ。。ほんとうに。
だんだんと単価の高い仕事を受け持つことに!
文字単価が安い案件を受注して実績を作り、段々と文字単価が高いWebライティングの案件を受注することが可能になりました。
0.5円~0.8円の案件も獲得できるようになり、少しずつ収入が増えていったことを覚えています。
また、漫画、音楽、恋愛、転職など様々なジャンルのWebライティング案件を受け持つようになり、経験値も上がりました。
この時に様々なジャンルの案件に挑戦したことが、今の自分にもスキルにも繋がっていることを実感しています。
Wordpressを使う文字単価1円の仕事に初挑戦!
そして、とうとうWebライティングを初めて1~2ヶ月の段階で、文字単価1円の仕事を獲得できるようになりました。
収入も安定し20万円近くの収入を得られるようになってきて達成感が湧いたことをよく覚えています。
また、このタイミングで簡単にWebページを作成できるWordpressを使う案件にも携わるようになったのです。Wordpressも段々と使いこなせるようになり、さらにスキルの向上を実感できました。
Wordpressを使えるようになったことにより、さらに他の案件も獲得しやすくなったのでメリットはかなり大きかったです。
仕事も早くなり、SEOの効果も出始め自分の実力に自信を持つようになれた
Webライターを初めて3~4ヶ月経つと固定のクライアントも4~5社受け持つようになり、仕事にも慣れ始めました。
納品スピードなども向上し、Webライターとして成長していることが感じられたタイミングだったと思います。
また、SEO検定の取得(1級まで)が全て完了し、よりレベルの高いSEOライティングスキルが身に付きました。そうすると、自身が納品する記事が続々と検索上位に到達するようになり、クライアントからの評価も高くなったのです。
検索順位の評価の高い記事を書くことができるようになると、自ずとクライアントとの交渉も容易になりました。
やっぱりSEOって稼ぐ上では欠かせないものです。WebライターにとってWebマーケティングは鍵と言えます。
参考:SEOを学べるおすすめ本8選まとめ!サイトで上位表示を狙いたい初心者向け!
とうとう文字単価2円の仕事と契約!
Wordpressが使えるようになったり、SEOライティングなども得意となった影響もあって、文字単価2円の仕事を獲得できました。
Webライターを初めて5ヶ月にしてさらに収入を上げることができ、かなり嬉しかった覚えがあります。
さらに、既存のクライアントに対してもきちんと実績を示すことが出来たので文字単価をアップさせることが出来ました。既にこのタイミングで文字単価1円を下回る案件は1つも無かったと思います。
月収30万円突破!フリーランスしてのやりがいを実感!
文字単価の高い仕事をだんだん受け持つことになり、とうとうWebライター6ヶ月目には月収30万円を突破しました。
十分に生活できるだけの収入をWebライティングの仕事だけで達成できたのは本当に嬉しかったな。いけるもんだな、、と。
「Webライティングの仕事は稼げない」なんて言われますが、実際にそんなことはありません。正しい努力の仕方と、コツコツと経験値を積み上げていくことでしっかりと稼ぐことが出来ました。
とてもやりがいのある仕事なので、これから先ももっとWebライティングで稼いでいきたいと考えています。
Webライターとして絶対に注意してほしいこと
Webライターとして仕事をしていく際には、いくつか絶対に注意してほしいことがあります。
きちんと注意しておくことを頭に入れて活動していくことで、より効率的に稼ぐこと可能です。特に以下の6つは必ず注意しましょう。
- 最初のうちは出来そうな案件やジャンルから始める
- クラウドソーシングサイトを使う場合は相手の評価欄を必ず確認する
- 低単価の案件はできるだけ早く卒業するか、単価を上げる
- 文字単価だけではなく時給換算という考えでも案件を見る
- なるべくどのクライアントも直契約に持っていく
- Wordpressは早めに使えるようにすべき
最初のうちは出来そうな案件やジャンルから始める
Webライターを始めたてのうちは、出来そうなWebライティングの案件やジャンルから始めましょう。最初のうちから難しいWebライティングの案件や、慣れないジャンルから手を出すと、挫折してしまうこともあるからです。
クラウドソーシングサイトではWebライティング初心者向けの案件も多く存在しています。なので、もし不安であればまずはそういったハードルの低い案件から受注してステップアップしていくといいでしょう。
クラウドソーシングサイトを使う場合は相手の評価欄を必ず確認する
どのクラウドソーシングサイトも相手の評価欄を確認することが可能です。というのも、極端に評価が低いクライアントも中には存在します。評価が低いということは仕事をする上で、何かしらの問題があることが推測されるはずです。
なので、クラウドソーシングサイトを使う場合は、出来る限り仕事を受注する前にきちんと相手の評価欄を確認しておくべきです。悪い口コミなどがあった場合は、ご自身も同じような目に遭う可能性があるので、受注を控えたほうがいいでしょう。
低単価の案件はできるだけ早く卒業するか、単価を上げる
低単価のWebライティングの案件はなるべく早く卒業するか単価を上げるようにしましょう。低単価の案件をいつまでも続けていても稼ぎの効率が悪く、収入源として心もとないからです。例えば下記のシミュレーションを見てみましょう。
0.3(円)×2000(字)×20(件数)=12,000(円)
1(円)×2000(字)×20(件数)=40,000(円)
2000字の案件を20件納品した場合のシミュレーションですが、単価が0.3円と1円の場合だと実に28,000円近くの差があります。
収入として大きな差が開いているのが分かるでしょう。なので、出来る限り早めに文字単価アップに繋げるか別の案件に移行しましょう。
文字単価だけではなく時給換算という考えでも案件を見る
Webライティングの案件を見る場合には、文字単価だけではなく、時給換算という考えの上で見ていくことも大切になります。
なぜなら、文字単価が高くても作業量が多かったり、難易度が高かったりすると時給換算で見る場合に稼ぎが落ちることがあるからです。
出来る限りご自身が得意なジャンルだと、リサーチする量も減るのでよりスピーディに記事を書くことが可能です。
なのでもし、時給面にこだわるのであれば、どれくらいのスピードで記事を書けるのかということも頭に入れておきましょう。
なるべくどのクライアントも直契約に持っていく
もし、クラウドソーシングサイトでクライアントとの契約に成功したのであれば、なるべく早めに直契約に持っていきましょう。
クラウドソーシングサイトは便利な代わりに報酬から手数料が引かれてしまうので、直契約の方がおすすめです。
とはいえ、ある程度仕事をして信頼関係を築かないと直契約を結びにくいのも事実です。契約してすぐに直契約を結ぼうとすると失敗する可能性もあります。なので、クライアントによっては信頼関係が構築できた段階で直契約を結ぶのもおすすめです。
Wordpressは早めに使えるようにすべき
WordpressはWebライターで仕事をやっていくのであれば、早めに使えるようにしましょう。というのも、クラウドソーシングサイトなどではWordpressを使えることが前提の案件が多くあるからです。
なので、Wordpressを使えると、より多くの種類のWebライティングの案件を受けることが可能です。より、受けられる仕事の幅や量を増やしていきたいのであれば、できるだけ早めにWordpressを使えるようにすることがおすすめです。
この記事のまとめ
今回の記事では、「【初心者必見】初めのうちは稼げないって本当?Webライティングにおける様々な体験談を現役ライターが語ります!」についてご紹介いたしました。Webライティングでの体験談、そしてWebライターとしての注意点を記載しています。
最後に、本記事の内容を簡単に下記にまとめます。
- Webライターを始めるのであれば、クラウドソーシングサイトを使う
- Webライターを始めたての頃は低単価の案件を中心に請け負うこともあり、稼げないこともある
- どんどん自分だけのセールスポイントを作って唯一無二のライターを目指す
- Webライターとして働いていくのであれば、注意点はあらかじめ把握しておく
Webライティングでは、稼げないと思うタイミングもあるかもしれません。しかし、きちんと努力を積み重ねていけば収入を上げていくことも可能です。決してWebライターは稼げない職業ではないので、根気強く頑張っていきましょう!
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