Webライターとしてフリーランスとして食べていくにはどうすればいいの…?
そんな悩みを持っている方向けの記事です。
この記事では、Webライティング業務、並びに、Webライティングの外注を使い倒してきた僕が、Webライターフリーランスとして成功させるための手順やコツを紹介しています。
この記事ではいくつか案件獲得サービスを紹介していますが登録無料のもの以外は紹介していません。
登録して損をすることはないので、必要なものを登録しながら読み進めてもらえると良いかと思います。
フリーランスのWebライターになるのは簡単なのか?
フリーランスのWebライターになること自体はそもそも難しくありません。というのも、理由として下記の3つがあるからです。
- 資格が無くても始められる
- 初期投資もほぼ必要なく、敷居が低い
- 基礎的な日本語スキルがあれば書き始められる
上記の3つの理由のとおり、Webライターは数あるWeb系の職種としてもかなり始めやすい部類です。ただ始めるのは簡単ですが、きちんとした努力やスキルを身に付けていかないとWebライターで稼ぐことは難しくなります。
あくまでも、フリーランスのWebライターを始めるのは簡単ということであって、決して楽な仕事ではありません。また、Webライターに向いている向いていない人もどちらかに分かれます。こちらの記事で紹介しています。一読いただけると良いかと思います。
資格が無くても始められる
フリーランスのWebライターは、資格が無くても始められること強みとなります。案件にもよりますが、仕事において特に難しい操作や知識は求められないことが多いためです。
最近では、学生や主婦の方も多くWebライターとして働いており敷居は低くなっています。ただ、資格は持っていたほうがフリーランスのWebライターとして有利なこともあります。特にGoogle上での検索における上位表示のコツが学べる「SEO検定」なんかは、強くおすすめです。
SEOやWebマーケティングの知識やスキルを資格として、目に見える形で持っておくとクライアントも評価してくれます。なので、「資格はなくてもフリーランスのWebライターは始められるが、あると有利」くらいの認識を持つといいでしょう。
初期投資もほぼ必要なし!
初期投資もほぼ必要ないのが、フリーランスのWebライターを始めやすい人気の理由となります。基本的にパソコンがあれば、仕事がどこでもできるので経済的にも負担が少ないのです。
ただ、タブレットやスマホだと打ちにくかったり、ソフトによって操作が制限される場合があるので注意です。実際にクラウドワークスなどで案件を見ると、「タブレット、スマホは禁止!」と打ち出しているクライアントもいます。
最低限、デスクトップもしくはノートPCで作業するようにしましょう。
基礎的な日本語スキルがあれば大丈夫!
フリーランスのWebライターとして働き始める際には、基礎的な日本語スキルがあれば問題ありません。具体的には下記のポイントを抑えていれば大丈夫です。
- 「です」「ます」調をマスターする
- 言葉の表記の統一を意識する
- 指示語の使用頻度を考える
- 文中で同じ表現を繰り返し過ぎないように注意する
もちろん、クライアントによっても要望は異なるでしょう。「です」「ます」調の文末表現を徹底させるクライアントもいれば、逆に話し言葉を入れてほしいというクライアントもいます。
クライアントによっても日本語の使い方への要望は様々なので、臨機応変に対応しましょう。
フリーランスのWebライターとして働く手順
フリーランスのWebライターとして働くためには、いくつか手順があります。正しく手順を踏めば、より稼げるようになるのも早まるでしょう。より早く稼げるようになりたいのであれば、下記の手順で働いていくのがおすすめです。
- まずはライティングスキルを身に付ける
- クラウドソーシングサイトに登録する
- クラウドソーシングサイトで仕事を受注する
- 単価の低い仕事を受けて実績を作る
- 実績が固まってきたら、単価の高い仕事にチャレンジ
- 単価交渉や直契約の相談をして報酬アップを狙う
焦らずに着実にステップを踏んでいくことが大切です。
ここからは、フリーランスのWebライターとしての実体験を数字を踏まえてご紹介していくので、是非参考にしてみてください!
まずはライティングスキルを身に付ける
基礎的なライティングをまずは身に付けましょう。そうすることで、ある程度通用するフリーランスのWebライターになれます。下記の3つのスキルは必須です。
- 読みやすい文章構造を意識すること
- 情報をリサーチして中身のある文章にすること
- 文章に独自性を出して、オリジナリティを出すこと
いずれも、多くの人に読まれるために必要不可欠なスキルばかりとなります。1つでも疎かにしていては、いつまでもWebライターとしてのスキルは見込めません。常に努力し続けましょう。
より具体的な必要スキルは、「Webライターとして食べていくために必要なスキル12選を徹底解説」の記事で紹介しています。
読みやすい文章構造を意識する
Webサイトやページには、実に多くのタイプの人が訪れます。なので、誰にでも読みやすいような構造を意識することが大切です。そんな読みやすい構造の文章を書くために、PREP法を意識すると良いでしょう。具体的には下記のような流れになります。
R・・・Reason(理由)結論の理由を書いて、読者を納得させる
E・・・Example(具体例)具体例を用いて、より説得力を高める
P・・・Point(結論)結論を繰り返して、読者に再度意識させる
PREP法はWebライターとしても書きやすく、また、読者にとっても分かりやすい文章構造です。どの業界でも使いやすいので、是非、覚えておきましょう。
情報をリサーチして中身のある文章にする
Webライターは情報のリサーチスキルも大切です。
いかに、正確で信ぴょう性のある情報を文章に落とし込めるかが、カギになります。きちんとした情報をきちんと文章にできれば、読者からの信頼感も上がり、クライアントもより信頼してくれるようになるでしょう。
くれぐれも、コピペしてきた情報や文章をそのまま使うのはやめましょう。コピペした文章は検索順位を下げる要因になったり、クライアントとのトラブルの元になります。フリーランスのWebライターとして働いていくのであれば、自分の言葉で文を書きましょう。
文章に独自性を出して、オリジナリティを出すこと
文章に独自性を出して、オリジナリティを出すことは非常に大切になります。文章に独自性があると、検索エンジンからの評価も上がり、検索順位の向上にも繋がるからです。
近年、GoogleはWebページに対して独自性を求める考えが強くなっています。そこに付いていくことで、さらに検索順位でも優位に立てます。検索順位が高まると自然とユーザーの流入数のアップに繋がるでしょう。
例えば、生の声や成功事例、失敗事例、リアル体験などを文章に記載することでその記事にオリジナリティをもたせることができます!
流入数が増えるキッカケを作って上げられれば、より、クライアントからの評価も高まるはずです。その分、報酬のアップも見込めます。なので、Webライターとして文章を書く際には、自分だけの独自性を出すように心掛けましょう。
クラウドソーシングサイトに登録する
最近では、クラウドソーシングサイトも非常に人気です。クラウドソーシングサイト経由でも、十分に報酬30万超えを目指せます。クラウドソーシングサイトは、仕事も豊富にあり、高単価な案件も存在するからです。
特に、下記で紹介しているクラウドソーシングサイトはWebライター案件も多く揃っており、人気があるのでおすすめです。
それぞれ無料で始められるサービスですので、登録をしておくと良いでしょう。
ただし、どのクラウドソーシングサイトも基本的に報酬に対して、手数料がかかることが多いです。便利な反面、そういったデメリットも存在するので注意しましょう。
クラウドソーシングサイトで仕事を受注する
クラウドソーシングサイトで登録をしたのであれば、まずは仕事を受注しましょう。
実際に文字単価1.5円の仕事で、文字量8000字位の仕事を毎日納品することで私は食べていけるようになりました。
ただ、クラウドワークスを使っていて2割の手数料がかかっていたので、少しもったいないと感じていました。今では、手数料が取られないようにクライアントと直契約し始めています。
クラウドソーシングサイトは仕事を獲得する場と考え、徐々に直契約に持っていったほうが報酬も上がるのでおすすめです。なので何回か納品をして、信頼関係を築けたらクライアントに直契約の相談をしましょう。
単価の低い仕事を受けて実績を作る
フリーランスのWebライターとして働き始めて、実績ゼロだと最初のうちは高単価の案件はまず取れません。そこで、最初は単価の低い案件を受けて、実績を作ることをおすすめします。実績を作ることで、クライアントに評価されて、仕事を獲得しやすくなるからです。
具体的な数字を出しながら解説しますね。
最初のうちは文字単価0.5~0.8円位の文字単価の低い仕事を取っていきましょう。これくらいの文字単価であれば、仕事も獲得しやすいのでおすすめです。10~20案件位こなせてきたら、次は、文字単価1円~1.5円くらいの仕事を狙っていきましょう。
また、1円~1.5円の仕事を交渉する際にはクライアントへ下記のことを強くアピールしましょう。
- どのような仕事をやってきたのか
- どの位のスピードで書けるか
- 今まで書いてきた記事(どのような種類の記事が多いか)
- 継続して仕事を続けていけるか
上記のことを数字を交えてきちんと伝えると、クライアント側も判断材料があるので交渉も通りやすくなります。是非、チャレンジしてみましょう。
実績が固まってきたら、単価の高い仕事にチャレンジ
実績を積んで、固まってきたらさらに文字単価の高い仕事にチャレンジしましょう!
いつまでも低い文字単価の案件では、残念ながら、フリーランスのWebライターで食べていくことはできません。
これまでの経験から、個人で受ける高単価のものだと文字単価1.5~2円くらいの案件が現実的だと思われます。仮に文字単価2円くらいの案件で、週休2課の休みを抜いて毎日8000字の案件を納品すると、下記のような月収になります。
文字数8000字×文字単価2円×22日=352,000円
上記のように30万円を超すことが可能になります。30万円の月収を越せれば、大体の場合は、食べていけるはずです。高単価だとこのように非常に大きな報酬に繋がるので目指す価値があります。
記事数で金額を担保するのではなく、クオリティの高い記事を作成し、文字単価を上げることで効率的に稼ぐことができるようになります。こちらを目指しましょう。
単価交渉や直契約の相談をして報酬アップを狙う
クライアントとの仕事に慣れてきたら、単価交渉や直契約の相談を行いましょう。
ある程度、信頼関係が築けていたら相談もしやすいはずです。文字単価アップや直契約の交渉をすることで、大きく報酬のアップが見込めるので試す価値は大きくなります。
文字単価アップや直契約の交渉をする際には、下記のような頼み方をしましょう。
【文字単価交渉の場合】
「今後とも、長いお付き合いをさせていただきたいので、文字単価を〇〇円まで挙げることは可能でしょうか?」
「現在私が受け持っている案件の単価の平均文字単価は〇〇円くらいです。恐れ入りますが、そちらの文字単価に近づけていくことは可能でしょうか?」
【直契約の場合】
「さらに~~様とは長くお付き合いさせていただきたく存じます。ですので、今後は直に契約させていただけないでしょうか?」
「クラウドソーシングサイトでのやり取りは色々不便を感じると思われますので、来月から直接の契約はいかがでしょうか。」
いずれも、譲歩した姿勢や、クライアントにメリットを与えるという前提で提案すると交渉が通りやすいです。
高単価な案件の確保にはある程度このような営業も必要となります。臆せずに、是非、試してみてください。
フリーランスのWebライターとして、さらに稼いでいくためには?
フリーランスのWebライターとして、さらに稼いでいくためには下記の知識やスキルを身に付けると良いでしょう。
Webライティングができるだけではなく、幅広いスキルを取得する必要があります。
- Wordpressを使えるようにする
- SEOの知識を身に付ける
- 自身でブログを運営してみる
- SNSアカウントを作って活用していく
上記の点を意識すると、他のライターと差を付けることができ、より価値の高いライターとして認識されるようになります。他のライターにない強みを作り出して、稼げるライターを目指しましょう。
Wordpressを使えるようにする
案件によっては、Wordpressを使う必要のある案件も存在します。ページの作成が簡単にできるので、Wordpressで納品してもらうとクライアント側も手間が省けるからです。
また、Wordpressは非常に使いやすく、使い方をマスターするのにもそこまで時間は掛からないのでおすすめです。クライアントによっては、きちんとWordpressの使い方を教えてくれるので、仕事をしながら使い方を覚えられます。
Wordpressが使えることで、報酬が上がることもあるので、使えるようになるのがおすすめです。
SEOの知識を身に付ける
SEOの知識があると、記事の検索順位を上げることに繋がります。記事の検索順位を上げると、ユーザーの流入数にも繋がるので、クライアントはライターにSEOの知識を求めることも多いです。
なので、フリーランスのWebライターはSEOの知識が必須です。SEOの知識があると、それだけで、報酬アップに繋がることもあります。SEOはそれくらい大切な知識となるので、積極的に学んで身に付けましょう。
参考:6年間学び続けて見出した、独学でWebマーケティングを勉強する方法とは?【実践済み】
参考:SEOを学べるおすすめ本8選まとめ!サイトで上位表示を狙いたい初心者向け!
自身でブログを運営してみる
ご自身でアフィリエイトブログを運営してみるのも良いでしょう。アフィリエイトブログを運営することで、新たな収入源にすることも可能だからです。ただ、ブログで稼げるようになるまでは時間がかかる場合もあります。
早くて半年~1年間くらいは報酬が出るまで掛かるのが一般的です。人によってはさらに時間がかかる場合もあるので、注意しましょう。いずれにせよ、ブログを始めれば楽に稼げるというわけではないので、あらかじめ理解しておくことが必要です。
SNSアカウントを作って活用していく
フリーランスのWebライターとして、SNSアカウントを作っておくといいでしょう。特にTwitterはおすすめです。Webライター同士の情報の交換や、新たな案件の獲得ができます。
さらに、フォロワーを増やしておくと記事の拡散も可能です。クライアントによっては、流入数を増やすためにSNSでの拡散を希望してくる方もいらっしゃいます。記事の拡散まですると、報酬のアップが見込めることがあるので非常におすすめです。
上記のようにフリーランスのWebライターとして、SNSアカウントを持っておくと便利です。できれば、アカウントを作ってWebライター業に積極的に活用しましょう。
webライターとして食べていける人と食べていけない人の大きな違い
フリーランスのWebライターとして食べていける人と、食べていけない人には、明確な違いがあります。
特に下記の点が守れないと、フリーランスのWebライターとして食べていくことは難しいでしょう。
スケジュール管理ができ、納期を守れる
フリーランスのWebライターはスケジュール管理が命です。納期を守れないライターはクライアントに信用されないので注意しましょう。
きちんと自分の文章で書ける
文章は自分の言葉で書きましょう。コピペなどを多用しているとクライアントからの評価も下がります。トラブルに巻き込まれることもあるので、要注意です。
臆せずに単価交渉ができる
フリーランスのWebライターとして食べていくためには、どんどんと単価を上げていくことが必須です。より効率的に稼げるように臆せず単価交渉をしていきましょう。
常に勉強する姿勢を持つ
Web業界は情報の移り変わりが激しいです。機能まで通用していたテクニックが、通用しなくなるなんてことも珍しくありません。なので、常に新しい知識やスキルを身に付けるようにしましょう。
食べていけるフリーランスのWebライターは、仕事に対して誠実な姿勢でいなければなりません。上記のことが守れないと、フリーランスのWebライターとして食べていくことは難しくなってくるので、注意が必要です。
この記事のまとめ
今回の記事では、フリーランスのWebライターとして働き始める手順についてご紹介いたしました。さらに、手順だけではなく、より稼げるようになるコツや注意点も記載しています。そこで、最後に本記事の内容を簡単に下記にまとめます。
- フリーランスのWebライターとして働き始めるのは難しいことではない
- 正しい手順でやっていけば、フリーランスのWebライターとして稼げる
- プラスアルファの知識やスキルを持っておくと、さらに稼げるようになる
- 社会人として当たり前のことが守れないと、稼いでいくことは難しい
フリーランスのWebライターは、自宅でも働けるので便利です。またパソコンさえあれば、仕事を続けていくことが可能なので、金銭的な負担も小さくて済みます。考え方や勉強次第でどんどん稼いでいけるので、努力を積み重ねていきましょう。
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