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サイト内コンテンツの見直し方と分析手法についてしっかり解説!

Webマーケティング

昨今、ご相談いただくと、SEOなどテクニック的な部分を求められるケースが多いのですが、
正直テクニックはベースがあって相乗効果を生むものなので、
単にコーディングやタグの整備をしっかりやってもページは強くはなりません。

なので、極端な話をすると、セルフリニューアルでもいいので、
ページを0から立てることに注力すべきです。

なかなかタグや内部を触ってるけど、
効果が出ないと思ってる人は有効な手段になるかもしれません。

今回は、サイトを立て直す時に必要なサイトの分析手法を紹介します。

分析をする前の心構え

サイト構築するにあたって、答えを用意していない人が割と多い印象があります。

・どんな内容をコンテンツとして用意すべきか?
・どこにコンテンツを増やせばいいのか?
・どんな情報を増やせばいいのか?
・なぜその情報を増やすのか?

など、この辺りをサイト構築前に考えておけると良いでしょう。

サイト分析を行う時にすべきこと

それでは、現状サイト分析を行なうべきことを記載していきますね。

STEP1〜現状のサイトマップを作成(全体図の把握)〜

全体像が把握できないので、まずは現状サイトマップの作成をしてください。
サイトを作り込んでいくと、忘れてしまうので、
どのページの配下に何があるのかなど理解ができる体制を常に整えておいてください。

※イメージ図を下記に記載してます。

できるだけ、このような形でちゃんと線で結びつけてあげて、
どこの下に何の情報が配置されているかをしっかりまとめて作成しましょう。

サイトマップを常に最新の状態を保って把握しておき、どういう評価を受けているのかを常に監視しておきましょう。

SEO対策を行なっていく上で、ほとんどの問題点はこの3つです。

1、ユーザーニーズに応じた情報が少ないこと
2、サイト内に適切なキーワード配置が含まれていない。
3、検索エンジン自体に評価されていないサイト構造になっている。

基本的なSEOの問題点になります。
ここを解決するとしっかりランキングが上がります。

STEP2〜サイトのセッション(CV)を把握する〜

サイトマップが完成したら、次に把握する場所は?どこ見ればいいか?
最初はどこを見ればいいかわからない人が正直多いと思います。

以下を見てみてください。

大切なのは、

・ユーザーがよく訪れるランディングページの把握
・評価の高いページの把握
・評価の低いページの把握

ユーザーがランディングしているページとGoogleが実際に評価しているページはイコールではありません。
そこを分解して、しっかり理解しましょう。

ユーザーがよく訪れるランディングぺージの把握

ランディングページのランディングとは、飛行機のランディング=着陸と同じ意味になります。
ユーザーが着陸するページということです。

大切なことは、

・そのランディング数がそれぞれのページでどれだけあるのか。
・詳細ページのランディング数はどれだけか。
・ページビューが他のページよりもなぜか低いページがあるのでは無いか。

そういう視点でサイトのランディング状況をチェックします。

ランディングしているページというのは、検索結果で上位に表示されている可能性が極めて高いページです。
皆さんも何か情報を調べるとき、せいぜい見ても2ページ目〜3ページ目までいくかいかないかというところだと思います。
検索キーワードで検索をかけて、その対象のページにユーザーが直接入ってきているということは、
そのページが何かのキーワードで上位に表示されているという証になります。

そういう意味でも、検索エンジンのSEO対策では、
ランディングページを調べることが基本です。まずはここにフォーカスしましょう。

STEP3〜次にページビュー(PV)を調べましょう。

ページビュー数が多いページは、ユーザーがすべての流入に対して興味を持っているページです。
その興味を持っているページがどこなのかを把握するために、ランディングページとPVを把握します。

評価の高いページと評価の低いページ

検索順位で上位に上がるページは、Google評価の高いページとなります。
逆に、上位表示されていないページは、Googleから低評価を受けています。

また、Googleには評価されていないけど、ユーザーに評価されているページも存在します。
検索から流入ではなく、ページ遷移でたどり着くページで、PVが多いページです。
離脱率や滞在時間なども一つの指標になりますね。

SEOを行うにあたって大切なのは、PVとランディングぺージ、プラス遷移

・ランディング数が多いページ=検索上位に上がっているページ=Googleに高評価を受けているページ
・PVが多いページ=ユーザーに高評価を受けているページ

ということをご理解いただけたかと思います。

ランディングが多いページからユーザーの興味が高いページへしっかりと遷移しているかを見ることが大切です。

続いてCVに影響しているページを把握しましょう。

STEP4〜売り上げの立っているページの把握〜

Googleにより評価を受けているページ、ユーザーが興味を持っているページの把握ができたら
次に、売り上げの立っているページをしっかり把握しましょう。

SEO対策というのは、前提として検索順位を上げることの総称ですが、
本来の目的は、売り上げやCV件数を上げることになります。
これを把握せずにSEO対策を行うと順位は上がるけども、売り上げが上がらないという現象が発生するのでしっかり把握しておかないといけません。

特に、アフィリエイトやアドセンスであれば、CVこそ命ですからね。
どの記事から報酬が発生しているのかをしっかり見ておく必要があります。

CVに至る直前のページを把握

また、どのページを経て、CVに至るのかを明確にチェックしておきましょう。
どのページが最もCVページへ送客しているぺージかということです。

ユーザーはCVするまでに、何度かサイトに訪れます。
傾向が必ず現れてきますので、キーコンテンツであるCV前によく見ているページはチェックをしましょう。

STEP5〜伸ばせるページがどこか把握〜

これまでのSTEPで話をしてきた内容をまとめ、
もっと伸ばせる場所ページなのかどうなのかを記載します。

まとめると、
・ランディング数は多いが、ユーザー興味の高いページへ遷移していないページ
・ランディング数が少ない、だけど割と売り上げ(CV)が高いページ

こういうページこそ、伸ばしどころのページと言えます。
ここまで把握できて、ようやくコンテンツが作るというフェーズに至ります。

実際のユーザーの検索行動や購買行動に対して、
まず分析のPDCAを回す際、このサイクルをスピーディに回していくと
コンテンツが適切な場所に適切な形で増えていきます。

この記事のまとめ

改めてまとめると、

1、サイト内のページのどこに、ユーザーがランディングしているのかを把握
2、どの情報群でユーザーが行き来しているのかを把握
3、1ページ単位でどの情報に一番興味を持っているのか把握
4、ユーザーが必要としている情報があるかどうかを把握

これらを把握した上で、
目指していきたい形になっているかどうかをチェックして、的外れにコンテンツを作らないようにしましょう。
届けたい情報が届いてなければ、その導線をつくる必要があります。
コンテンツを作ることは少なからず工数がかかるので、無駄を省くためにも分析を行いましょう。

最後に、検索エンジンの役割は、ユーザーが求めている答えを返すこと、
つまりサイト構築では、その答えを用意し的確に届けられるように整理してあげることです。
適切な施策を立てるため、サイト全体の状況把握を必ずしましょう。

以上、皆さんのお役に少しでも立てることができれば幸いです。

Webマーケティング
この記事を書いた人
梅干さない

シリーズDの事業会社でデジタルマーケティングの責任者。Webマーケティング・デジタルマーケティング。Webコンサル×新規営業×ディレクション(一貫してすべてのフローを行う)経験済。個人でも様々な業務を請け負います。

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