ブロガーやアフィリエイターを始めたばかりの方で、
インフルエンサーに言われて、とりあえず100記事。と言う謳い文句をよく見かけます。
実際その謳い文句につられて、100記事書いてみたけど、
WebサイトへのGoogle検索からの流入が全くないサイトが大半であるかと思います。
100記事書くことは間違いではないのですが、
ある程度ルールに則り記事を書いて行かないとGoogleの高評価を受けることはできません。
今回は、Googleになぜ高評価をつけてもらえないのか、
またつけてもらうためにはどうすればいいのかと言う視点でコンテンツを書いていきます。
「SEOで上位に上がらない理由とは?」
正直、どれだけ書いても悲しいかな、検索で30位以内に記事が上がらないのには理由が存在しています。
理由は下記が挙げられるのではないかと思います。
・記事の内容が薄い
・全体の一貫性がなく、Webサイト全体のランキングを上げられていない
・目線がユーザーではなく自分に向いている
・書くまえにキーワードボリュームを見ていない
・上げたいキーワードを決めていない
・他人の記事と相違があまりない
・SSL化されていない
・モバイルフレンドリー対応ができていない
・スピード対応ができていない
こういった箇所が考えられていないと言うことかと思います。
ブログ初心者にありがちなのが、書く前に情報収集を行わないということがまず挙げられます。
上記に記載をしているものを網羅的に考えられている記事であれば、
Googleは上位にそのページをランキングさせる傾向があります。
ですので、今回きっぱりと言いますが、
ブロガーインフルエンサーが謳い文句のように言っている、
100記事を単純に書くのみでは、まずSEOで上位を取ることはできません。
ただ、100記事書くという施策自体は間違っている訳ではありませんので、
足りないところを補って記事を作っていく必要があるということです。
更新頻度を上げること自体はGoogle検索でのアルゴリズム上、とても大切なことです。
では、早速ですが上記に挙げた理由1つ1つ見ていきましょう!
記事内のコンテンツが検索意図に沿っていない
皆さんが書いた記事にユーザーが流入してくる方法はどういったものがあるでしょうか?
こちらは、ほぼ回答が決まっており、下記になります。
1、Googleで検索して流入(オーガニック検索)
2、SNSからの流入(SNS)
3、他サイトに貼ってあるリンクからの流入(被リンク)
4、お気に入り登録からの流入/URL直打ちでの流入(ダイレクト)
だいたいこれらがWebサイトへの主流な流入経路となっています。
では、この中で、どの経路からの流入が最も多いのかというと、
答えは、「1、Googleで検索して流入(オーガニック検索)」です。
世界中に存在している9割のサイトへの流入は、
GoogleやYahoo!などの何かしらキーワード検索をかけて、ページに流入してきます。
インフルエンサーでもない限り、この「検索」からの流入の割合は、80〜90%程となります。
「検索からの流入が大半である」ということをまずは頭の中に入れてください。
ですので、検索を掛けてくるユーザーの意図をしっかり捉え、
その意図にあったコンテンツを記事内におくということが必然、重要な要素になってきます。
Googleもやはり、この検索意図に合った回答が揃えられているページをランキング上位に置くことを
重要視し、アルゴリズムを組み立てています。
→検索意図を考えた記事の組み方を乗せてますので、見て見てください!
記事の内容が薄い
ここでいう記事の内容が薄いというのは、文字数に拘ってのことではありません。
実は、Google側でも、取り分けて文字数が少なかったとしても、記事内容の質が高いものであれば、検索上位に表示されるようになっています。
あくまで、ユーザーの意図に沿ったコンテンツが用意されているかどうかを第一に見ています。
とはいいつつ、1記事当たり800字ほどは書いた方がいいことも確かかと思います。
ある程度文字数がないと、伝えたい要素がきちんと伝わらなかったり、誤解を招いてしまう内容などになりかねませんので、
そこは担保していかなければいけません。
経験上ですが、ユーザーの気持ちをしっかり汲み取っている記事であれば、最低でも1000字程はいくでしょう。
→Google検索で上位に上がってる記事の文字数ってだいたいどれくらい?
文字数については上記のページで説明してますので、よければ見て見てください!
ここで言う記事の内容というのは、
ユーザーの検索意図に沿った内容の記載があるかということ。
せっかくウェブサイトに入ってきてくれたユーザーがいたとしても、
そのユーザーが求めている回答が乗っていない記事であれば、すぐに離脱してしまいます。
ユーザーにとって満足してもらえるようにコンテンツを心がけ、記載をしましょう。
目線がユーザーではなく自分に向いている
ブロガーやアフィリエイターが最もやってはいけない記事の書き方です。
有名人やインフルエンサーであれば、彼らの日常などを投稿したとしてもすでにファンがいますから、
自分のために書いている記事であったとしてもユーザーは満足してくれるでしょう。
自己満足のためであれば特には問題ありませんが、アフィリエイトを目的にしているのであれば、読み手を意識してコンテンツを作って行きましょう。
読み手が欲しがるような記事を作っていく必要があります。
事前に上位に表示させたいキーワードを決めていない
このキーワードを決めないまま記事の作成に当たってしまっている初心者が非常に多いです。
これは非常に損をしている状態にあります。
記事を作成する前に、
どのキーワードで上位表示をさせたいのかをしっかりと決めましょう。
たとえせっかくキーワードで上位に上がったとしても、
その内容に一貫性がなかったりしては、ユーザーの離脱を促進させては意味がありません。
→「SEOで上位を狙える記事の作り方」はこちら
キーワードボリュームを見ていない
キーワードを決める際に、併せてキーワードボリュームも見ましょう。
というのも競合サイトのページが高い評価をもらっている際に、
ブログ立ち上げ当初ではなかなか、記事を書いたとしても上位にあげることが難しいためです。
最初は、ある程度ニッチなキーワードを狙うべきで、
ある程度Googleにサイトの方向性を認識してもらった上で、キーワードボリュームの高い、競合性の高いキーワードを狙うようにしましょう。
ページ単位での評価に加え、Webサイト全体での評価も加味された上で、Googleによってランキング決めが行われています。
ですので、サイト立ち上げ当初は、Webサイト全体での評価を高めることを最優先とし、サイト評価をあげたのちに、競合性が高いキーワードを狙うようにして行きましょう。
一貫性がないサイトはWebサイト全体のランキングが上がらない
立ち上げ当初は、ニッチなキーワードを狙いつつ、徐々にWebサイト全体のランキングを上げていく必要がありますが、
記事を書く以外の部分でもサイトのランキングは上げることが可能です。
例えば、「ユーザーの導線設計」などがそれにあたります。
このページを読んだら、次に、関連性の高い記事を読んでもらうような設計を作成し、
ユーザーを次から次へページ遷移させましょう。
コンテンツの置き方を変えるだけで、Googleからの評価を上げることが出来ます。
Webサイト内でのユーザー導線を考えながらコンテンツを追加していくことをお勧めします。
他人の記事とあまり相違がない
これは想像がつくかとは思いますが、他人の記事の真似などはあまりしないほうが良いでしょう。
まず、似ている内容の記事であれば、どれだけ頑張って記事を書いたとしてもその競合の記事以上にはランキングが上がりません。
ランキングに関わる色々なアルゴリズムが組まれていますが、作成をされた順番もGoogle側では強く見られています。
また、コピーサイトとしてGoogleに認識されてしまったら逆にペナルティを喰らってしまいます。
そうなると、ランキングを100以上落とされてしまうこともありますので、
ある程度のオリジナリティを持たせた記事を作るように心がけてください!
全ページSSL化対応ができていない
SSLとは、こちらもWebサイト運用には欠かせないものですが、
簡単にいうと、いわゆるセキュリティ保護のことです。
ひと昔まであれば、お問い合わせページのみにSSL対応をすればよかったのですが、
Googleの方で今は、全ページでのセキュリティ化を推奨しています。
全ページのSSL化がされていない場合は、すぐにSSL化をしましょう。
モバイルフレンドリー対応ができていない
モバイル対応ができていないページである場合、大きく順位を今は落とされてしまいます。
これまでは、モバイルファーストという概念の元、検索ランキングが決められるアルゴリズムになっていますので、
必然的にモバイル対応ができていないページは順位を落とされてしまいます。
スピード対応ができていない
これは、ページを開く速度が遅いページであると、
上位に表示がされないようにされています。
主には、画像の解像度が高いことやHTMLの圧縮などがそれに当たります。
CMSであれば、大抵簡単にこの辺の処理はできますので、
ぜひ行ってあげてください。
この記事のまとめ
ブログ初心者であれば1記事に時間をかけろ!
とよく言われてますが、本質を捉えられているかというとそうではありません。
とにかく、数よりも質をユーザーにもGoogleにも見られていることを頭の中に入れてみてください。
コンテンツの質>コンテンツの更新量です!
このようにコンテンツの質を上げつつ、
SSL対応やモバイル対応、AMP対応など
内部SEO対策をしっかりとかけてあげることで、順位を上げることが出来ます。
地味に効く対策をいくつも重ねて行くことで、地味に順位はあげられます。
ちなみに僕は、この記事の作成に2時間ほど時間をかけてたりします。
元から知識はあるもののこのくらいの時間はかかってくるものであることも事実かもしれません。
コメント