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【2018年度】SEOにおけるGoogleアップデートのまとめ

Webマーケティング

2018年はGoogleアップデートにおいて大変動を起こした年となりました。
下記にまとめております。ご覧いただければと思います。

Googleアップデートのおさらい

これまでGoogle検索エンジンが開発されてからパンダアップデートやペンギンアップデート、
ハミングアップデートなど多岐にわたるGoogleアルゴリズムアップデートが行われてきました。

2016年にすべてのGoogleアップデートは、
「コアアルゴリズムアップデート」に組み込まれました。その流れを受けての2018年となります。

2018年のGoogleの振り返り

時系列順にトピックの振り返りをしていきます。

1月のトピック

Googleが新しいSearch Consoleを公開しました。
Fetch as googleなどの機能がなくなりましたが、より洗練されたツールとして遂げています。

①検索パフォーマンス
これまでの検索アナリティクスとほぼ同じレポートで、閲覧できる期間がコンパクトで短かったんですが、期間が16か月までと延長されました。

②インデックスカバレッジ
Webサイトのインデックス状況を確認可能になった。インデックスされていないエラーになっているURLの情報が新たに閲覧でき、インデックス障害を改善するヒントになっています。
補足情報:インデックスとは、Googleの検索エンジンにURLを登録していく作業のことをいいます。認識しているか否かかという部分です。

③AMPステータス

3月のトピック

〜3月9日〜

コアアルゴリズムのアップデート実施がありました。

Googleの検索技術の中核を成すアルゴリズムのアップデートを
GoogleのDanny Sullivan氏が発言。

コアアルゴリズムとは?
対策は常に同じで、基本的にコンテンツの品質改善に注力することです。
Googleは基本的にコンテンツへの品質に注力することを推奨しており、
ユーザーの満足度が高いか低いかを重視してみています。

コンテンツの品質改善に注力することを行わないと、
コンテンツに注力するほか改善はあまりないとご理解ください。

Google、ページ読み込み速度計測の2ツールを公開しました

Speed Scorecard(スピードスコアカード)
https://www.thinkwithgoogle.com/feature/testmysite
最大10ドメインまで同時に比較できるツールです。
ベンチマークしているWebサイトのスピードスコアを比較できます。

Impact Caluculator(インパクトカリキュレータ)
https://www.thinkwithgoogle.com/feature/testmysite
実際にページ速度が1秒遅くなるだけで、収益が下がってしまうといわれているので、
そのページ速度がどれほど遅いかを把握します。

〜3月26日〜

モバイルファーストインデックスへの移行を発表
Googleは、モバイルファーストインデックスへの本格的な移行を開始したと
ブログで発表しました。
準備の整ったWebサイトからサイト単位で実施。

これまで、検索エンジンがパソコンサイトの内容をもとに
インデックスして、コンテンツの質を評価していたのを一変させ、
スマホサイトを評価の主軸にしてインデックスするという方針転換を行いました。
これがモバイルファーストインデックスです。

スマホでも実際にサイトの出方などを見ていかなければいけません。

モバイル画像検索結果の使用を変更

①商品タグでのフィルタリング機能の追加
商品タグは、Product構造化データマークアップを行ったページの画像に対して付与されるしくみになっています。

②画像下部にキャプションを表示
画像検索結果の画像下にキャプションを表示するようになりました。
画像引用元ページのタイトルから引用されている傾向があります。

4月のトピック

コアアルゴリズムのアップデートを実施

モバイルファーストインデックスの影響後、すぐに行われました。

モバイル検索結果において無限スクロール形式を実装
スクロールして、検索結果を2ページ目まで見てもらえるようになりました。

5月のトピック

検索結果に表示される説明文の平均文字数を短縮
検索結果に表示される説明文が再度短くなるようになりました。

200文字以下でディスクリプションの文字数を説明するように設定しています。

7月のトピック

スピードアップデートが実施されました。

速度ツールをリリースしている背景もありますが、
表示速度が密接に関係していると思われていますので、
このようなアップデートがあります。
極端に遅いページの評価が低下するアルゴリズムです。

〜7月30日〜

コアアルゴリズムアップデートの実施
ここがかなりの大変動を起こしていて、
医療業界、ヘルスケア業界などで非常に大きな変動がありました。

8月のトピック

2019年8月にGoogle+を終了することを発表いたしました。

一般ユーザー向けのGoogle+のエンゲージメントは低く、
ユーザーセッションの90%が5秒以内に撤退していたというイメージです。

10月のトピック

この10月にもかなりの検索結果の変動が発生していました。

この記事のまとめ

過去年に1回か2回程度のアップデートが2018年はおよそ4回発生しました。
大きな要素としては、下記2つにクローズアップされると思います。

・特に医療系クエリに対して大きな変動が発生。
・Webマスター向けに様々な新機能を発表。

2018年はGoogleの提供しているサービス含め、大きめの改変がありました。
2019年はより大きめなアップデートが予想されています。
引き続き、Googleアップデートについては目を張っていきましょう。

以上、少しでも皆さんのお役に立てていれば幸いです。

Webマーケティング
この記事を書いた人
梅干さない

シリーズDの事業会社でデジタルマーケティングの責任者。Webマーケティング・デジタルマーケティング。Webコンサル×新規営業×ディレクション(一貫してすべてのフローを行う)経験済。個人でも様々な業務を請け負います。

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