どうも、梅干さない(@ume_hosanai)です。
- 動画編集を仕事にしていきたいが、どのようなスキルを獲得すべき?
- また各スキル習得ごとにどんな仕事獲得ができるの?
今記事では、動画編集をこれから学習する初心者の方向けに、動画編集の仕事を獲得する際に必要なスキルを現役の動画編集者が解説します。また、各スキル習得に伴い、仕事の獲得や稼げる金額も変わってくるため、いくら稼げるのかまでを紹介します。
「動画編集が稼げると聞いたけど、具体的にどんなスキルがあれば仕事できるんだろう?」と不安がある方は、この記事を最後まで見ることで、仕事を獲得するだけでなくクライアントからの依頼が絶えない動画編集者に必要なスキルを知ることができますよ!
「動画編集で稼いでやるぞ!」と参入している方はどんどん増えているので、他の編集者と差別化するには、自らのスキルを高めて、需要の高い市場を狙っていかなければなりません。
動画編集に必要なスキルとは?
動画編集に必要な基本的なスキルについて解説します。
動画編集の基礎スキルを身につけるのはそれほど難しくないので、以下のスキルはサクッと身につけて記事後半の高いレベルのスキルに注力することをおすすめします。
カット
カットとは映像や音声のいらない部分を取り除く編集のことであり、動画編集の基本です。
行う作業は単純であり、映像と音声クリップをカットし、繋げる作業です。
注意点もあります。
それはその動画に必要か必要でないかを判断しなければならず、動画の意図を読み解くことができないと、カット編集後の動画は何を伝えたい動画なのか分からなくなってしまいます。
なので、「カットする箇所とあえて残す箇所の判断技術が重要になるのがカット編集」です。
カット編集の方法自体は1日で簡単に身につけられるので、動画の意図を見抜く練習をたくさん積むことがおすすめです!
テロップ挿入
テロップ挿入とは、動画にタイトルや字幕などのテキストを挿入する作業のことです。カット編集と同様に扱う機会が多い作業ものです。
テロップは視聴者が見やすい配色・配置で表示させることが大切です。
難しい編集技術は必要ないので、カット編集と同じく1日でできるようになるでしょう。
効果音&BGM挿入
映像に含まれている音声や環境音だけでなく、効果音やBGMを挿入することで動画のクオリティを高めることができます。
効果音やBGMを挿入する際に初心者の方が最も気をつけることは、音量です。
音量が大きすぎる効果音は視聴者に嫌悪感を与えてしまいますし、BGMが大きすぎると音声が聞こえなくなります。
参考に以下を目安に設定すると良いでしょう。
- 音声:-5dB
- BGM:-24dB
- 効果音:-5dB
カラーグレーディング
カラーグレーディングとは「映像の色味」を変える編集のことであり、映画のような雰囲気にしたり、ポップな印象にしたり自由に見せ方を変えることができます。
カラーグレーディングまで求められる依頼は少ないかもしれませんが、動画の印象を大きく変えることができる重要な編集なので、必ず行えるようにしておくべきです。
ノイズ除去&音響効果
ノイズ除去や音響効果まで行えると音声のクオリティが高まるので、身につけておきたいスキルです。
クライアントから要求されることは少ないですが、こちらから率先して行って、クリアな音声に変換しておくと喜ばれるでしょう。
動画編集で仕事を獲得できるレベルのスキルを解説
ここまで解説した編集は動画編集で最低限の仕事を行えるスキルです。
YouTubeの編集など、難しい編集技術が必要ではない動画であれば十分行えるはずですよ!
しかし、より高いクオリティが求められる商品広告動画や、企業紹介動画の制作を獲得するには、以下のスキルを身につける必要があります。
これから動画編集を始めて中長期的に稼いでいきたい方は必見の情報です。
スキルのレベル別に解説するので、まずはレベル1からステップアップしていきましょう。
レベル1:基本的な編集を行える
レベル1は『基本的な編集を行える状態』です。
このスキルレベルまで到達すれば動画10分ほどの編集で単価3000〜5000円ほどで行えます。
編集スピードを上げることができれば「時給1000円」を超えて稼ぐことができるでしょう。
ただし基本的な編集スキルをどれだけ高めても、単価を数倍に高めることは難しいので、ある程度できるようになったらレベル2のスキル習得を目指しましょう!
レベル2:クライアントの意図を正確に読み解く理解力
レベル2は『クライアントの意図を正確に読み解く理解力UP』です。
イマイチ稼げない編集者と依頼が途絶えず高単価で仕事を獲得できる編集者の違いは、どれだけクライアントが求めている動画にすることができるかです。
任せられた作業をただこなすだけでは、単価を上げることができず、他のたくさんの編集者とも差別化ができないので、しっかりと頭を使って、求められている以上のクオリティで編集することが大切です。
もちろんしなくて良い編集をすることはダメですが、動画の内容をより視聴者が理解しやすくなる編集は行っても問題ありません。
そのためにはクライアントとコミュニケーションをとり、どんなことを伝えたい動画なのかを質問したり、提案するようにしましょう。
レベル3:視聴者維持率を意識した編集【YouTubeの場合】
レベル1で簡単な編集作業ができるようになり、レベル2でクライアントの意図を読み取り、クオリティの高い編集を行えるようになりました。
最後のレベル3では『動画の目的を達成するために、視聴者の行動を促す編集を行うこと』です。
具体的には、YouTube動画の編集の場合、視聴者維持率や動画へのコメントやいいねなどアクションが行われることが伸びる動画として重要なことなので、動画を見た視聴者の行動を促すような編集を行います。
視聴者が離脱しやすい動画の前半ではテンポが良く、テンションの上がる内容で盛り上げて視聴者を維持させたり、場合によっては動画構成についてクライアントに提案しても良いでしょう。
他にもクライアントのチャンネルを見ている視聴者を分析すると、どんな動画にコメントが多いか傾向を掴むことができるので、コメントをしたくなる要素を編集で盛り込むなど工夫すると効果があります。
YouTube動画を運営しているクライアントの目的は、動画の再生数を伸ばして、チャンネル登録者数を増やすことなので、視聴者維持率やコメント数などの数字も意識できる編集者はクライアントから喜ばれること間違いありません。
動画編集に必要なスキルのまとめ
今回は動画編集で仕事を獲得し、稼ぐために必要なスキルについて解説しました!
動画編集で稼ぎたい方はどんどん増えてきているので、クラウドソーシングサイトを見ると安い単価で仕事をしてしまう方が多く、稼ぎづらくなっています。
しかしスキルの低い層の編集者が増えているだけで、解説した『クライアントの意図を読み取れる編集者』や『数字まで意識できる編集者』の方は非常に少ないです。
なので、スキルを高めることでまだまだ稼ぐ可能性が高く、魅力的な仕事だと思うので学習を続けて頑張ってみてください。
また、レベル2以上のスキル向上には、「動画編集スクール」に通うことをおすすめしています。ぜひ検討してみると良いでしょう。
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