Webライティングを行う上で、文字単価を上げる方法以外で稼ぎを出す方法はないものか?
このようなお悩みをお持ちの方への記事となります。
今記事では、Webライターにとって文字単価をいかに上げられるかが鍵であると思われる方も多いことでしょう。ただ単価を上げるのみでは、稼ぎを上げることは割と難しいでしょう。他に稼ぎを上げる方法はどんなことがあるのか?を具体的にご紹介します。
なぜ、Webライターにとって文字単価だけが稼ぎのすべてではないのか?
Webライターとして働いていると、つい文字単価のことばかり考えてしまうことが多いですが、実際にWebライターに大切なのは文字単価だけではありません。というのも下記のような理由が存在するからです。
- 時給で考えた時の稼ぎが一番大切だから
- Webライティング以外の作業が多い場合があるから
- リサーチ量が極端に多い場合があるから
- 過度にチェックが厳しい場合があるから
- レギュレーションが厳しい場合があるから
- 専門性が高く、難易度が高い場合があるから
いずれもWebライターとして稼ぐ際にきちんと頭に入れておくべき必要のあることとなっています。
ここからはそれぞれの理由についてより具体的に掘り下げていきます!
時給で考えた時の稼ぎが一番大切だから
Webライターとしてさらに稼いでいくのであれば、文字単価よりも時給でどのくらい稼げるのかが一番大切になります。というのも、実際にご自身が今どのくらいの効率でWebライターとして稼げているのかが分かりやすくなるからです。
実際に下記の案件の条件で時給を比較してみましょう。
- 文字単価1円×3,000文字:画像選定、文字装飾なし。得意ジャンルなのでリサーチする必要がそこまでないので1時間半で書き上げられる。Googleドキュメントでの納品
- 文字単価2.5円×3,000文字:画像選定、文字装飾あり。あまり慣れないジャンルでリサーチが多いので書くのに4時間かかる。Wordpress入稿。
実際に計算式にして表すと以下のようになります。
- 1(円)×3,000(文字)÷1.5(時間)=時給2,000(円)
- 2.5(円)×3,000(文字)÷4(時間)=時給1,875(円)
上記のように条件次第では、文字単価が高い案件の時給が文字単価が低い案件の時給を下回って、稼ぎの効率が下がってしまう場合もあるので注意が必要です!
Webライティング以外の作業が多い場合があるから
Webライティング以外の作業が多いと自ずと案件を仕上げるのに時間がかかります。なので、文字単価が高い案件でも時給換算すると稼ぎの効率が低い場合もあるのです。そこで、Webライティング以外の作業だと具体的には下記のものが挙げられます。
- 画像選定
- 文字装飾
- コーディング
- WordPress入稿
Webライターとしての稼ぎの効率が下がらないように、Webライティング以外の作業を任せられた時はクライアントに必ず料金を上乗せしてもらうように頼みましょう。
リサーチ量が極端に多い場合があるから
文字単価が高い案件は専門性が高く、リサーチ量が極端に多い場合があります。そのためWebライターとしての作業量も増えて、自然とライティング作業をするのに時間がかかり、時給換算してみるとそこまで稼げていないことも多いです。
そこで、少しでも効率を上げるために必要な情報はライティング前にきちんとリサーチしておくことがおすすめです。そうすることで、ライティング中に調べ直す必要がなくなるので、より効率的になります。
基本的には文字単価が高い案件は専門性が高く、その分、調べることも多いのであらかじめ覚えておきましょう!
過度にチェックが厳しい場合があるから
文字単価が高い案件は専門性が高いことから、過度にクライアントからのチェックが厳しい場合があります。というのも、専門性が高い記事はより情報の間違いなどがないようにしないといけないからです。
情報の抜けや間違いがあるとクライアントから差し戻しされることが多くなるので、稼ぎの効率を下げないためにもしっかりと執筆していく必要があります。
文字単価が高い案件は、Webライターの責任はさらに重大になる傾向があるので受注する際にはよく検討することがおすすめです。
レギュレーションが厳しい場合があるから
文字単価が高い案件はレギュレーションも同時に厳しくなる場合があります。というのも、クライアント側がより質の高く専門性のある記事を作りたい意識が強いからです。そこで、Webライター側に厳しいレギュレーションを課すことがあります。
具体t系には、文法のチェックや読みやすさ、細かいところだと読点の数にまで指摘が入ります。なので、文字単価が高い案件を受ける場合は、その分執筆の難易度も上がるので注意しましょう。
「細かいルールは苦手!」というWebライターの方は、高単価の案件を受ける際に特に注意する必要があります。
専門性が高く、難易度が高い場合があるから
文字単価が高い案件はそもそも専門性が高く難易度が高い場合があります。具体的には下記のようなジャンルは専門性が高く、執筆する難易度も高いのが特徴的です。
- 金融
- 法律
- 医療
- IT・プログラミング
上記のような専門性の高い分野は文字単価が高くなる傾向がありますが、その分記事を書くのに勉強が必要です。知識がない段階で受注すると、全くスピーディに書くことができず文字単価が高くても稼ぎの効率が大幅に落ちるので注意しましょう。
もし、専門性が高い案件を受注する場合はきちんと知識を付けてからにしましょう!
文字単価を上げる以外の方法で、よりWebライターとして稼げるようになるためには?
Webライターとして文字単価を上げることはそこまで容易なことではありません。
なので、Webライターは下記のように文字単価を上げる以外の方法で稼ぎの効率を上げていくことが大切になります。
- なるべくテストライティングが無い案件を受ける
- 直接契約をする
- 得意なジャンルで執筆する
- スピード納品を心掛ける
- レギュレーションの少ない案件を受ける
- なるべくライティング以外で作業がない案件を受ける
- ライティング以外で作業が発生する場合は必ず料金を取る
- よりミスの少ないライティングを心掛ける
上記のポイントはWebライターとして稼いでいくうえで必要な考え方や知識になります。
ここからは私の体験なども踏まえながらご紹介いたします。
なるべくテストライティングが無い案件を受ける
Webライターとして最初受注するために、テストライティングを受ける案件が多いかもしれません。そこで、なるべくテストライティングの無い案件を受けることが大切となります。というのも、テストライティングは極端に文字単価が低く、稼ぎの効率が悪いからです。
そこで、テストライティングをなるべく回避して受注する場合には下記のことを意識することが大切です。
- しっかりとした実績のあるポートフォリオを提示して、文章力を見せる
- Twitter経由だとテストライティング無しの案件も多いのでTwitterで案件を探す
上記のことを意識すると、テストライティングをパス出来ることも多いので意識してみましょう!
直接契約をする
もし、クラウドソーシングサイトなどを中心に受注しているのであれば直接契約をすることがおすすめとなります。そうすることで、仲介手数料を取られることなく報酬を得ることが出来るので、より稼ぎに繋がるでしょう。
クラウドソーシングサイトによっては報酬から20%ほど手数料が引かれる場合もあるので、早めに直接契約をすることがおすすめです。
私もクラウドソーシングサイトからのクライアントは基本的に全て直接契約にしています!
関連:【初心者にも使いすい】Webライターにおすすめなクラウドソーシングサイト7選を比較紹介!
得意なジャンルで執筆する
Webライターとして稼いでいくのであれば、得意なジャンルで執筆することがおすすめとなります。というのも、得意ジャンルであればリサーチをしなくても既に知識があるので、記事を書くスピードが格段に早くなるからです。
記事を早く書けるようになると、時給換算した時の稼ぎの効率も上がってくるので非常におすすめです。
得意なジャンルで執筆できると、明らかに書くスピードが変わってきます!なのでできるだけ得意なジャンルで受注するようにしましょう!
スピード納品を心掛ける
さらにWebライターとして稼いでいきたい場合はスピード納品を心掛けることが大切となります。というのも、スピード納品を心掛けることでクライアントにとってより頼もしい存在になれるからです。
納期を前倒しにして納品することでクライアントは安心してくれることが多いです。場合によってはスピード納品を心掛けるとより長期的な関係が築けたり、発注量が増えることもあるので是非、スピード納品を意識してみましょう。
私も基本的にスピード納品を意識していますが、その影響もありクライアントから積極的に案件をもらえるようになりました!
関連:知らないと損?Webライティングでスピードを上げるコツとは?
レギュレーションの少ない案件を受ける
Webライターとして効率よく稼いでいきたい場合は、出来るだけレギュレーションの少ない案件を受けると良いでしょう。というのも、レギュレーションの少ない案件の方が確認項目が少なく、より早く案件を執筆することが出来るからです。
レギュレーションが多い案件はWebライター側でチェックする項目が多く、確認するのも時間がかかるので受注する際にはよく注意しましょう。
レギュレーションは基本的に受注する前に確認できることが多いので、きちんと目を通すようにしておきましょう。
関連:【ストレスフリー】Webライターにとって良質なクライアントを見つける方法とコツとは?
なるべくライティング以外で作業がない案件を受ける
Webライターとしてより稼いでいく際には、なるべくライティング以外の作業がない案件を選びましょう。ライティング以外の作業が多いと、さらに納品に時間がかかり時給換算した際に稼ぐ効率が下がるので注意が必要です。
案件を本格的に受注する前にクライアントに作業内容を確認できるので、細かくどんな作業があるのかきちんと確認しておきましょう。
ライティング作業のみの案件も多く存在するので、細かく探してみることがおすすめです。
ライティング以外で作業が発生する場合は必ず料金を取る
もし、ライティング以外で作業が発生する場合は必ず料金を取りましょう。というのも、ライティング以外の作業がある場合は、別途作業料を取らないとその分ただ働きをしていることになるからです。
なので、もしライティング以外の作業がある場合は、本格的に受注する前に別途作業料をもらえないか確認するようにしましょう。
もし、クライアントに相談しても別途作業料をもらえない場合は受注するかどうかはよく考えましょう。
よりミスの少ないライティングを心掛ける
Webライターとして稼ぎの効率を下げたくないのであれば、よりミスの少ないライティングを心掛けることが大切となります。というのも、納品するたびにクライアントに修正依頼を受けていると何度も作業しなければいけなくなり、その分稼げなくなってしまうからです。
なので、きちんと下記のことを意識しましょう。
- 文章を書き終えた後は、誤字脱字、文法のチェックをするために記事を1~2回すべて見直す
- 文章校正ツールを使って書いた文章がおかしくないかチェックする
記事の見直しは時間がかかりますが、クライアントにきちんと質の高い記事を納品するためにもきちんと実施しましょう!
まとめ
今回の記事では、「Webライターは文字単価が稼ぎのすべてではない?文字単価を上げる以外で稼ぐ方法!」というテーマでご紹介いたしました。Webライターとしてさらに稼ぎを上げていく際に必要な知識や考え方を網羅しています。
最後に、本記事の内容を簡単に下記にまとめます。
- Webライターは文字単価だけではなく、時給換算した際の効率を考えることも大切
- できるかぎり、得意なジャンルで記事を執筆してリサーチ量を抑えていくと、さらに早く記事が書ける
- スピーディに稼いでいく場合には、できるだけライティング作業のみの案件を受けることが大切
実際にWebライターとして稼いでいく際には文字単価を上げることはそんなに簡単ではありません。なので、時給換算でどれくらい稼げているのか、文字単価を上げる以外で稼げる方法がないかWebライターとして常に模索するようにしていきましょう。
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