どうも、シリーズDの事業会社でオウンドメディアの編集長、並びに、Webライティングの請負等を行っている梅干さないと申します。
本記事では、Webライターとして食べていくために身につけるべき必要なスキルを具体的に解説します。記事作成を依頼する、クライアントが求めるスキルとはどのようなものかを事前に知っておくということは大切です。
今回は、必要なスキル、持っておくとさらに評価されるスキル、と分けて解説していきます。
Webライターとして食べていくために特に必要なスキル6選
Webライターとして食べていくためには、身に付けるべきスキルがあります。まずはじめに代表的な基礎スキルを6つほどピックアップすると、下記のものになります。
- 基礎的な日本語能力
- スケジュール・タスク管理能力
- リサーチ力
- SEOの知識
- 自分だけのオリジナルな知識
- 営業していくコミュニケーション力
どれもWebライターとして食べていくためには欠かせないスキルですが、1つでも欠けていると、食べていくこと自体かなり厳しくなってしまいます。クライアントにいつまでも認めてもらえないからです。
ここからは、上記の6つのスキルを具体的にご紹介いたします。是非、参考にしてください。
基礎的な日本語能力
Webライターとして食べていくうえで、基礎的な日本語能力を磨くのは絶対です。日本語の不備はあってはなりません。
例えば、接続語、文末の表現、敬語表現など、Webライターに必要な日本語能力は挙げていけば、キリがありません。少しでも日本語能力が欠けていれば、Webライターとして評価を受けるのは厳しくなります。
なので、Webライター専業でも食べていけるようになるためには、まず日本語能力のスキルを磨きましょう。細かいところまでスキルをつけていけば、より良いWebライティングが可能になります。
スケジュール・タスク管理能力
仕事を受ける身であることを自覚して、スケジュール・タスク管理能力も磨くようにしましょう。少なくとも、仕事が増えてきた段階からはしっかりと自己管理すべきです。スケジュール・タスク管理能力も立派なスキルの1つ。ここを徹底しましょう。
Webライター経験に加え、記事を依頼する経験、両方ありますが、まずスケジュールを守れないライターさんとは長期的には契約はしないんですよね。
Webライターとして、どんなにいい文章が書けたり、素晴らしいスキルがあっても、納期が守れなければ話にならないことは事実です。納期を守れない場合は、クライアントから契約を切られることもあるので、十分に注意をしましょう。
最近では、スマートフォンなどでも簡単にスケジュールできるアプリがあります。無料で使えるものも多いので、活用してスケジュール・タスク管理スキルを伸ばしていきましょう。
リサーチ力
Webライターには、リサーチ力のスキルも欠かせません。基本的に文章を書いていくためには、他の文献から情報を得るのが必要だからです。正しい情報を効率よくリサーチして、記事を書く効率を上げる必要があります。
時には、Webページを参考にするだけではなく、書籍なども参考にすることがあるでしょう。臨機応変にスピーディにかつ、正確な情報を記事にしていけば、Webライターとしての実力も高まります。
Webライターとして食べていくためには、クオリティやスピードも大事になってくるので、常にリサーチ力のスキルは磨きましょう。
SEOの知識
Webライターの最大の課題と言っても過言ではないのが、SEOの知識です。
この知識があるか無いかで案件の取りやすさは大きく変わります。
というのも、多くのWebサイトやページは、検索画面で上位表示を目指しています。その上位表示を行うためにはSEOの知識や、SEOスキルが必須になってきます。
SEOの知識やスキルがあれば、クライアントへの交渉にも使えますし、仕事の幅も広がります。多くのクライアントがSEOの知識を欲しているので、そこに追従していければ理想的です。
Webライターとして収入を上げて、食べていくためにはSEOの知識、スキルが大切です。Webの世界なので常にSEOのやり方も変わってくる可能性があります。日々、勉強して知識やスキルを磨きましょう。
SEO含め、Webマーケティング全般に興味がある方は、Webマーケティングスクールを受講してみることも良いでしょう。
関連:SEO検定の評判・口コミを徹底調査!受験するメリット・合格率なども併せて紹介
自分だけのオリジナルな知識
Webライターとして食べていきたいのであれば、ご自身だけのオリジナルな知識や、スキルがあると良いでしょう。自分だけしか知らないような知識を持っていれば、さらに魅力的な記事を書くことが可能です。
例えば、下記のジャンルでは専門知識やオリジナルの知識を持っていると、仕事を取りやすくなります。
- 脱毛や美容などの医療分野
- 旅行分野
- Web系(デザインやプログラミングなど)
- 金融
- 転職
- ゲーム
- ガジェット
上記のジャンルは特に、オリジナルの経験、知識、スキルが求められます。その分、普通の案件よりも、報酬が高くなっているのでおすすめです。上記のジャンルに関わらず、ご自身の強みを活かせる案件があれば、スキルを活かしてどんどん挑戦しましょう。
営業していくコミュニケーション力
Webライターとしてのスキルとして、営業していくコミュニケーション力も大切です。クライアントに適切な営業ができるようになれば、仕事の幅も広がるので重要なスキルとなります。
例えば、文字単価の引き上げや他の要素も書けますよなど、アピールしていくことが重要です。
また、新規のクライアントに営業をする際は、自身のWebライティングにおけるポートフォリオを作りましょう。クライアントの記事の許可が下りれば、そちらをポートフォリオ代わりにしても良いでしょう。
その上で、実績を数字などの客観的な情報に落とし込んで伝えていければ、さらに効率的です。クライアントに適切な営業を行って、収入を増やすきっかけを掴みましょう!
※ポートフォリオの作り方について説明しています。ぜひ下記ページをご覧ください。
▼【初心者Webライター向け】ポートフォリオの必要性、作り方、載せるべき内容を全て教えます!
Webライターとして持っておくとさらに評価されるスキル3選
Webライターとして持っておくと、さらに評価されるスキルは下記の3つです。
スキルとして、そこまで習得する難易度も高くない上に、報酬もその分上がるので出来る限り習得しましょう。
- 簡単な画像作成能力
- HTML、およびCSSへの理解
- キーワードの策定、および共起語のリサーチ
上記の3つのスキルも持っておくと、さらにクライアントから重宝される人材になります。実際には、上記の3つのスキルが必須条件となる案件も多いです。
簡単な画像作成能力
簡単に画像作成できると、案件をやっていく上で便利なスキルになります。Webライティングの案件においては、画像選定もある案件もあるので、習得しておいて損はありません。
アイキャッチ画像をパワポで作成したり、簡単なグラフを作ったり、クライアントによって要望は様々です。そこで、確実にクライアントの求める画像を提供できれば、評価の向上に繋がってきます。
illustratorやPhotoshopが使える方は、さらに重宝されるスキルになります。
もし、使える場合は積極的にクライアントにアピールしましょう。報酬アップに繋がるきっかけにもなりますよ!
Webデザインについて興味関心がある方は、Webデザインスクールを受講してみることもおすすめです。
HTML、およびCSSへの理解
SEOとも直接関係が出てくる部分ですが、HTMLやCSSの知識やスキルまであると、クライアント側は助かります。1つ1つ丁寧にタグを付けているタイプのクライアントであれば、その分、手間が省けるからです。
こういったHTMLやCSSの知識まであると、単価交渉の際に有利です。スキルとして積極的にアピールしていきやすいので、タイミングがあれば、アピールしていきましょう。
そこまで難しいHTML、CSSの知識を求められることは少ないので、余裕があればスキルとして習得しましょう。
キーワードの策定、および共起語のリサーチ
こちらもSEOに関わってくるスキルとなります。いかに効果的なキーワードの策定や、共起語をリサーチできるかはWebライターとして、非常に大切なスキルです。
効果的なキーワードや、共起語を使って記事を書ければ、その分、上位表示の可能性も可能性も上がってくるからです。より素早く、精密にキーワード分析ができるようになれば、クライアントにも評価されます。
キーワードの策定には、「ラッコキーワード」、共起語の検索には「共起語検索」のツールだと、無料で使えます。どちらとも使いやすいツールなので、是非、導入しましょう。
WEBライターとしてもっておくと、さらに活動しやすい要素3選
Webライターとしてさらに活躍していくためには、スキルだけではなく、スキルに付随する要素も必要になります。特に下記の3つの要素は大切です。
- 継続及び、成長する意欲の有無
- 顔を出せるかどうか
- SNSアカウントでの拡散力があるか?
上記の3つの要素を持っていると、さらにクライアント側にとってはありがたいでしょう。どれも、さらにより中身のある仕事に必要となってくる要素です。場合によっては、報酬のアップにも繋がってくるのでよく覚えておきましょう。
継続及び、成長する意欲の有無
クライアントによっては、継続して記事を書いてほしいと考えている場合もあります。その場合、クライアントの意向に沿って、継続していく方がいいでしょう。
継続して記事を書いていくだけで、報酬が上がる場合もあるので、おすすめです。
また、成長していく意欲も大切です。クライアントから受けた添削をしっかり反映したWebライティングを行い、よりミスの少ない記事を作れば、評価も上がります。
継続、及び成長する意欲を見せていくことで、お互いの信頼関係も向上して、仕事もやりやすくなるのでおすすめです。
顔を出せるかどうか
案件にもよりますが、実際の顔も出せるかどうか求められる場合もあります。顔を出している方が、Webライターとしての信頼性も向上し、記事にも説得力が出てくるからです。
メディアによっては、あらかじめ顔を載せるのが必須なところもあります。事前によく確認しておくと良いでしょう。特に、取材を主な仕事とするメディアだと、顔出しする場合が多いので、覚えておくといいです。
顔出しを求められた際、特に理由が無ければ、顔出しするのがおすすめです。その分、クライアントからの信用も向上するでしょう。
SNSアカウントでの拡散力があるか?
クライアント側は、記事が出来たら、少しでも流入を増やしたいと思うのが普通でしょう。なので、SNSのアカウントで拡散できるかどうかも大切になってきます。
もし、SNSでのフォロワー数が大きければ、その分、読まれる数も増えるので、クライアント側も喜びます。なので、Webライターとして活躍していきたいのであれば、スキルを磨くだけではなく、SNSアカウントも充実させましょう。
拡散力のあるライターはクライアントにとって利益をもたらすので、余裕があれば、SNSでの活動も積極的に行うべきです。
Webライターとしてのスキルをどうやってアピールすればいいのか
Webライターとしてこれらのスキルをクライアントに円滑に伝えていかなければいけません。ここからは、どのように伝えるべきかその方法を解説します!
Webライターのスキルをアピールする際には、多くの方法があります。特に有効的なのが、下記の3つとなるでしょう。
- ポートフォリオを作る
- SNSでアカウントを作り、アピールしていく
- クライアントに記事を使っていいか聞く
上記の方法を通して、Webライターとしてのスキルをアピールすると良いでしょう。上記の方法であれば、数字に絡めてアピールすることも可能なので、非常におすすめです。Webライターとしてのスキルをアピールして、さらなる仕事の獲得に繋げましょう。
ポートフォリオを作る
ご自身でポートフォリオを作成するのも良いでしょう。Webライターとして得意なジャンルでページを作り、「ポートフォリオ」を作成していくと良いです。その分、モチベーションの向上にも繋がってきます。
もし、ご自身でポートフォリオを作る場合は、アクセス解析などの分析もしましょう。成果に関わる数字をご自身で把握すれば、アピールにも使っていけるのでおすすめです。Googleアナリティクスやサーチコンソールを使えば、無料で分析できます。
成果に関わる数字まで出せれば、アピールの幅も広がるので積極的に行っていきましょう。
SNSでアカウントを作り、アピールしていく
今の時代では、SNSで宣伝していくことも非常に重要です。Twitterなどで仕事を獲得できる時代になっているので、ご自身のWebライティングスキルをアピールする場として最適でしょう。コミュニティを築いて、ライター同士で情報交換もできるのでおすすめです。
上記のように多くのメリットがあるので、SNSで積極的にご自身のスキルをアピールをしていくといいでしょう。思わぬところから仕事が舞い込んでくる場合もあるので、SNSは積極的に活用していきましょう。
クライアントに記事を使っていいか聞く
もし、既存のクライアントの下で記事を書いているのであれば、こちらの方法は手っ取り早いでしょう。既に書いている記事をポートフォリオとして使えるので、非常に効率的です。
もし、クライアントの記事をポートフォリオとして使う場合は、きちんとクライアントの許可を取りましょう。無断でポートフォリオとして使うと、後に問題になる可能性もあるので、厳禁です。
実際のアクセス数値などもクライアントから聞けると、さらに営業やアピールがしやすくなります。なので、できれば数字まで含めてクライアントに確認を取りましょう。
Webライターとして食べていくためにはどこで仕事を取ればいいのか
Webライターとして食べていくためには、多くの場所から仕事を取ってくることが可能です。特に、下記の4つのやり方は便利となっています。
- クラウドソーシングサイトを使う
- Twitterで仕事を得る
- メディアに対してメールで提案する
- 求人サイトで業務委託契約を結ぶ
どれも、無理なく仕事を取っていける方法になっています。きちんとご自身のWebライターとしてのスキルもアピールして提案していけば、仕事の数も増やせます。
是非、ご自身の最適な方法で、仕事を獲得していきましょう。
参考:Webライティング初心者が5万円稼ぐまでの4ステップとコツをしっかりと解説!
クラウドソーシングサイトを使う
最近では、クラウドソーシングサイトも非常に便利です。
特にクラウドワークス、ランサーズあたりは会員数も多く使いやすいので、おすすめですよ!
仕事の幅も非常に豊富なので、多くの仕事に触れていくことが可能です。その分、ご自身のWebライターとしてのスキルを磨いていくキッカケにも繋がります。
ただ、クラウドソーシングサイトは非常に便利な反面、仲介手数料を取られることがほとんどです。例えば、クラウドワークスなんかでは、2割ほど持ってかれてしまいます。なので、あくまでも仕事を獲得する場と考えて、徐々に直契約にすると良いでしょう。
参考:【知らないと損】Webライターは副業に最適!月5万稼ぐWebライターの始め方
Twitterで仕事を得る
TwitterなどのSNSで仕事を得るのも非常におすすめです。クライアントが、直々にWebライティングの案件を募集していることもあるので、営業しやすくなっています。相手がDM開放をしていれば、すぐに声を掛けられるので便利です。
Twitterでご自身のアカウントを作り、Webライティングスキルをアピールしていくのも効果的です。アフィリエイターの方などと繋がれば、仕事を獲得するキッカケになります。
SNSは多くの人が利用しているので、利用しない手はありません。是非、SNSでも仕事をどんどん獲得してきましょう。
メディアに対してメールで提案する
メディアサイトなどに対して、直でメールをして営業していくのも良いでしょう。メールフォームの欄を見ると、Webライターを募集していることも多いので、積極的に連絡していきましょう。
そこで、ポートフォリオ等の資料があれば、さらに提案をしやすくなります。数字なども踏まえて、ご自身のWebライターとしてのスキルや知識をアピールしましょう。そうすれば、最初から高い報酬で仕事を受けることも可能です。
成果や実績を出せるようになってきたら、直での営業も考えてみましょう。
求人サイトで業務委託契約を結ぶ
営業するのが不安であれば、業務委託契約で仕事を獲得しましょう。求人サイトで業務委託契約を結ぶと、より確実に仕事を取れるようになります。多くの仕事を紹介している場合もあるので、選べるようになっているのが便利です。
例えば、Indeedなどの求人サイトがおすすめです。Webライター用の仕事が多く存在しているので、選びやすくなっています。案件も具体的に紹介されていることが多いので、安心して連絡することが可能です。
この記事のまとめ
今回Webライターとして食べていくためのスキルを多数ご紹介いたしました。Webライターとしての仕事の増やし方や、獲得方法も記載しています。
そこで、最後に今回の記事を下記に簡単にまとめます。
- Webライターとして食べていくためには、基礎的なスキルが必要不可欠
- 基礎的なスキルに付随する要素も身に付けていくべき
- ポートフォリオなどの参考資料を作れると理想的
- SNSアカウントなども積極的に活用すべき
- 営業方法は数多くあるので、ご自身にマッチしたやり方を選ぶ
Webライターとして食べていくためには、日々、勉強して知識やスキルを磨くことが必要です。そして、適切な営業で仕事を増やしていく必要があります。是非、ご自身に合った方法で仕事を獲得していきましょう。
コメント
知識と能力はもちろんですが、やはり必要であり大事なのは地道に営業することなんですね。方法も試行錯誤して考えないとですし。
そうですね。Webライターは書くだけが仕事ではありません。むしろ大きく稼げている人はネゴ力だったりコネ力をうまく活用しています。
書く記事のジャンルにもよりますが企業から仕事をいただいているライターの中には1本30000万や50000万で記事を書いている人も結構いらっしゃいます。